竹原編集長の明るいコラム

『エンピツ1本のビジネス』(Free)

2019年8月24日

◎中小企業が大手サポート

大手企業には高学歴の優秀な人材がたくさんいます。大半の方は、その人たちが知恵を絞って、ビジネスを進めていると思っておられるでしょう。でも、実際はそうでもありません。
実は中小企業さんが、大手企業をサポートしているケースがよくあるのです。エ!逆では?大手企業が中小企業をサポートしているのではと。

◎経営企画誰つくる?

確かに、モノづくりでは大手企業の生産技術や生産管理の指導を受けているところも多いです。でも、技術ではなく、知恵の部分では皆さんの知らない世界で、中小企業の知恵が大手企業で活かされています。
ここだけの話、超有名な大手企業では経営計画の策定に当たって、社内でまとめれば良いのに、それを外部に委託する会社が少なくありません。基本は有名な総合研究所などシンクタンクです。

◎小さな事務所で原案

なら、受託したシンクタンクがつくるかというと、彼らはいちから作りません。今度は小さな中小企業の調査会社、個人事務所に投げるのです。だから、実際の原案を描くのは小さな調査会社や個人です。
たまたま、新聞記者をやっている時に、1人でやっている企画マンと知り合いになり、大手企業の実態を聞いて愕然としました。その後の大手企業の弱体化を見ていると、「自社の将来を他人に託しているようでは、やっぱりアカンな」と思ってしまいます。

◎旅行の企画から飲食まで

結局、知恵は大手企業や中小企業などの組織にあるのではなく、人にあるのでしょう。先日、取材した中小企業の企画会社の社長さんは、そんな知恵をいっぱい持っておられる方でした。
大手旅行会社や広告代理店の企画立案から飲食店の店舗企画、メニュー開発、人材のリクルートまで幅広い仕事を手がけておられました。学生時代からビジネスをされておられ、お父さんのスキー場の経営も手伝い、軌道に乗せられました。

◎企業のビジネスを支援

卒業後は、一時期リクルートで働いておられましたがスキー場の経営もあり退職、プランナーの仕事を本格的に始められます。ビジネスアイデアが豊富で、コピーライター、プランナーとして大手企業と一緒になって企画、プレゼンテーションにも参画されます。
ゲーム機会社、郊外型ショッピングセンターのイベントなど多彩な企画を次々と出されるスーパーマン。幅広い分野でアイデアを提供、企業のビジネスを支援されています。

◎無から有を生み出す発想

無から有を生み出す発想力こそベンチャーに求められています。設備も何も要りません。エンピツ1本あればOKです。企画、アイデア、知恵で勝負しましょう。


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