2019年
11月13日午前7時50分放送
「町工場が雑貨に挑む」
今回は町工場の挑戦をご紹介します。大阪にある鈑金加工の会社では、技術を活かしてオシャレな雑貨を手がけていました。
主に電子機器や医療用の機器などのカバーや内部の部品を製造しています。ミリ単位で鈑金を曲げたり、成形したりして、部品を完成します。取引先は300社を超えています。
この技術を活かして、新たに自社ブランドとして立ち上げたのが、多彩な雑貨商品でした。ペン立て、歯ブラシ立て、スマイルマークの鍋敷きもあります。デザイン性もあります。
さらに、ペットの食器台は販売台数7000を超えるヒットを飛ばしています。首や腰の負担を軽減するように、少し斜めになった構造です。
これまでネット販売がメインでしたが、町工場の技術を自らアピールしたと、大阪・阿部野橋の商業施設に店舗を構えました。自社商品に加え、東大阪など企業10社が開発した製品も販売しています。
“メイドイン町工場”をコンセプトに、展示販売しています。お客様から直接の声を聞くことで、製品づくりのアイデアがもらえ、多くの雑貨を商品化することが出来ました。
まだまだ、町工場の挑戦が続いていました。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞