スタッフ(電話 06・6366・8100)は、新年会、成人式シーズンの飲みすぎを防止する学習型IoTアルコールチェッカー「TISPY2」を販売している。東芝とのオープンイノベーションによるもので、3000台の販売を計画している。
同シリーズでは、すでに2016年に第1号タイプを販売、今回はそれに続くもの。前回と同様にクラウドファンディングで700万円強を集めて商品化、出資者に2019年8月中に新商品を届けている。
TISPY2は、息を吹きかけることで体内のアルコール濃度を数値で表示し、「飲みすぎちゃいましたね!」といった文字で酔い加減を表示。お酒の上手な飲み方を賢くアドバイスしてくれる。
日本語に加え、英語、中国語、韓国語の4カ国語で表示可能。保有者だけでなく、ゲストモードも搭載しており、飲みニケーションを盛り上げてくれる。また、充電機能を追加するなど、使いやすさを一段と向上させた。
従来のシルバー1色に、ピンクゴールドを加えて2色で展開、記録媒体の容量も8ギガバイトから16ギガバイトにアップした。価格は1万5000円(税別)。自社のHP、ECサイトのアスキーストアなどで販売しており、将来的にリアル店舗などでも販売を検討している。
スタッフは、大手企業などからの受託製品開発を主力にする会社。オープンイノベーションによる自社ブランド商品の販売は、自社の技術力の強みをアピールする狙いもある。
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