◆いろんなことをやられていますね。
「大手監査法人に属し、東京で大手企業の仕事をメインにしています。早稲田大学会計研究科チュータ、自分の事務所も持っています。これから中小企業や地域経済にも関わりたいと思っています」
◆それは?
「もともと京都の出身で、実家のルーツは呉服屋でした。その後、乾物屋、お菓子屋になり、父は神戸でステーキハウスを経営する中小企業です。そんなことから中小企業の後継者問題や社長の仕事は
何か? を考えています」
◆具体的に。
「後継者に求められるのは、創業者のような職人ではありません。逆に専門家になってはいけない。社内外の専門家を集めて統括する力。頭の良い社長ではなく、マネジメントが求められています。昨年のワールドラグビーで日本が見せた〝ワンチーム〞です」
◆具体的に。
「後継者に求められるのは、創業者のような職人ではありません。逆に専門家になってはいけない。社内外の専門家を集めて統括する力。頭の良い社長ではなく、マネジメントが求められています。昨年のワールドラグビーで日本が見せた〝ワンチーム〞です」
◆ 今後必要なことは?
「大変化の時代は大きい会社よりも地域に根付いた小さい会社が強いですよ。会社は家であり、故郷のようなもの。社員が自分の家、故郷をどれだけ誇れるかですね。小さいことを嘆かず、会社の利点を探し大企業と渡り合うべきです」
◆関西の特色は。
「東京に比べると、関西では人の出入りが少ない。その代わり、横の繋がりが強いですね。地域がまとまる結束力があります。その一体感をもっと活かすべきで、中小企業の元気づくりを応援したい]
▶住所=東京都新宿区下落合1-16-1-412
▶電話= 080・5632・4557
▶プロフィール=神戸大学経済学部卒、公認会計士、税理士、MBA。梁山泊空手道連合学術顧問(奥旨塾太道初段、日本拳法3 段)、31 歳。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞