竹原編集長の明るいコラム

『一流こそ最大のブランド』(Free)

2020年2月22日

◎えらいお店に入って後悔

街にはいろんなお店があります。初めてのお店となると、良いか悪いかなかなか見分けられません。飲食店などに入って、えらい店に入ってしまったと思うことよくあります。
えらい店というのは、関西弁でして、決してよいお店という意味ではありません。えらいことをした、大変なことをしたという意味で、まずいお店に入ってしまったということです。

◎キレイでオシャレなお店

今更、出ることもできません。仕方なく1番安くて無難なメニューを選びますが、それでも後悔してしまいます。そんな時ために、ボクの選択の基準にしているのが、お店のしつらえです。
キレイなお店、オシャレなお店を選びます。すると、そんなにハズレになることはあまりありません。店のことを真剣に考えている証拠でもあり、それは味にも関わってくるからです。

◎こだわりの木

先日、取材でお邪魔したのは地方にある洋菓子店でした。正にキレイなオシャレなお店でした。お店を取り巻く植栽から違っていました。
昨年秋にオープンしました。だから、木はまだ植えたばかりで、未完成な状態でした。でも、どこにでもあるようなトネリコなどは、一切なくこだわりの木が植えられていました。

◎只者ではない

多分、10年後にはうっそうと木が茂り、森のような雰囲気になると思います。その中に洋菓子店がありました。ドアもオシャレで、多分特別につくってもらったようです。
中に入ると、たくさんの洋菓子が並んでいます。ディスプレイも凝っておられました。照明もなかなかのものです。これだけでも、オーナーのパティシエは只者ではないと思いました。

◎菓子づくり姿勢を探求

ちょうど朝の仕込み中でして、大勢のスタッフとオーナーも一緒になってつくっておられました。その間、ボクは店内をグルグル見渡しながら、オーナーのお菓子づくりに対する姿勢などを探求していました。
ようやく一段落されて、忙しいオーナーシェフさんにインタビューさせてもらいました。お店の雰囲気、並んでいるお菓子類を見て、差別化されているので、「いぜんはどちらにおられたのですか?」とお聞きしました。

◎お菓子や企画力を学ぶ

すると、兵庫県にあるあの有名なお店で修業されていたことを明かしていただきました。やっぱり、なるほどです。有名パティシエの下で働いていただけに、どこか違います。
15年間修業されて独立されました。「お菓子だけでなく、企画力も学ばせてもらいました。ここでつくるお菓子のアイデアをいただきました」と。お店オリジナルの洋菓子にも、巨匠の影響を受けておられました。

◎逸品のロールケーキ

ロールケーキは、あんこと塩バタークリーム、甘味と塩味の妙を活かした日本人には親しみのある味を目指した逸品。
バームクーヘンは、地元の滋賀県産のハチミツ、卵とヘーゼルナッツの3つの素材にこだわっておられます。ナッツ感のある香り高い個性の強い菓子でした。

◎目指すは一流

焼き菓子約20種類、生ケーキ12-13種類が常時並んでいました。
どんな業界でも、一流を目指さなければなりません。それには一流の師匠を持ち、一流の店舗と雰囲気、そして一流のお客様がいるのです。一流こそ最大のブランドだと思いました。


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