◎新型ウイルスで一変
新型コロナウイルスの出現で、大阪の風景も一変してしまいました。百貨店や心斎橋筋は、外国人観光客が激減、ガラーンとした状態です。ビジネスでも、影響が出て来ています。
取材活動などボクの仕事ではまだそんなに気にしなくてもと思っていました。でも、そうでもなくなって来ました。大阪府のイベント中止の発表、その後の国の発表で流れが変わりました。
◎講演中止相次ぐ
講演会社から電話が入り、3月に予定されていましたセミナー、シンポジウムなどが相次いで中止の連絡が入りました。いやいや、スケジュールも押さえていたし、困ったことです。
その1つに、大阪府の発表直後に開催予定のイベントがありました。大阪府関連団体の主催ですから、ボクはてっきり中止になると思っていました。そうしたら、電話が入り「やりますよ!」という連絡。
◎予定通りに決行
え!ボクもビックリ。ホンマにやるの?と聞き直しました。すると、担当者さんは、「中止すべきか迷いました。でも、予定通りやることにしました。講演もお願いします」と。
担当者が言われます。スタッフの皆んなが時間をかけて準備し、場所も押さえている。キャンセルすると、全てが無駄になってしまいます。本当に残念やと。
◎後日、ネットでの配信
そんな時スポーツなどでの無観客試合が行われていることを知り、これや!となりました。急きょカメラマンを呼んで、その内容をビデオに撮り、後日ネットでの配信することにされたのです。
無観客フォーラム!ボクも初めての経験。これはおもしろそう!「やりましょう!」と大賛成しました。そして、当日、会場へ行きました。確かに広い会場です。お金もかかっている雰囲気です。
◎一般参加者はお断り
入り口には張り紙がしてあります。「一般参加者はお断りです」と。ガラーンとした会場内に入ると、人はあまりいませんが、カメラマンやスタッフは忙しそうにされています。
会場の壁には準備したパネルを掛けたり、商品の展示も行われていました。観客がいないことを除くと、普段のフォーラムです。そして、時間通りに始まりました。
◎カメラに向かって熱くアピール
まず、主催者さんのあいさつから始まりました。続いて、相談事例発表や新商品・新サービス合同発表も行われました。10数社の経営者さんが壇上で、観客がたくさんおられるような雰囲気で、熱く語られます。
観客がいるのとほぼ同じ状況で開かれました。ボクもカメラに向かってしゃべりましたが、そんなに嫌な雰囲気ではありませんでした。他の発表者さんも楽しそうでした。
◎転んでもただでは起きません
「当初は100人程度の入場者を予定していましたが、ネットならもっと多くの人に見てもらえることになりそうです」と、WEBでの配信に期待されます。さすが、大阪は違います。
「転んでもただでは起きません」とマイナスの事態に陥っても前向きです。WEBなら好きな時にいつでも見ることができます。案外、こちらの方が訴求効果があるかも知れません。
近くHPにアップされる動画に期待したいと思いました。
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