竹原編集長の明るいコラム

『コロナをビッグチャンスに』(Free)

2020年5月16日

◎業種によって明暗

コロナの影響で、売り上げアップ、人材確保とプラスになっている中小企業もあります。でも、大半は売り上げダウンから赤字になっているところがほとんど。業種によって明暗が大きく分かれています。
衛生用品、巣ごもりの需要の大きい明の会社は羨ましい限り。「なんであの会社が儲かってんねん。それでも、10万円がもらえてエエなあ」と、暗の会社はついつい愚痴やため息が出てしまいます。

◎コロナ不況はこれから

同じ中小企業でも今は明暗が分かれています。が、コロナが終息に近づくと、特需も終息に向かうでしょう。すると、いよいよこれからコロナ不況が深刻化すると思います。
日本一明るい経済新聞の編集長が、そんな暗い見通しばかり言っててエエんかい、と思われそう。でも、現実はこの数カ月の経済ストップ、今後も長期化しそうな経済停滞を考えると、V字回復はほぼ絶望的な状況ではないでしょうか。

◎どう乗り越えるか?

コロナ感染にどう対策するか?企業の対応はほぼ終わりつつあります。これからは、感染対策から不況対策をどうするかです。コロナ不況対策を真剣に考えないとアカンと思います。
コロナ感染では明暗企業が分かれてましたが、不況対策はほぼ一線です。経済環境が一変した、このコロナ不況をどう乗り越えるか?です。

◎不況またよし

そのヒントになるのが、あの経営の神様と言われた「松下幸之助さん」です。不況時におっしゃったのが、「好況よし、不況またよし」という言葉です。
好況の時は、仕事が忙しくてほとんど周りが見えずに、ひたすら走っているという感じ。一方、不況になると仕事が減り余裕が出来ます。

◎問題点が見える

歩るく感じです。すると、周りの景色が良くみえるようになります。忙しい時には、見えなかった会社の問題点、課題が見えて来ます。
不況になると、問題点が明確の見えて、その改善に取り組めるチャンスです。「えらいこっちゃ」と、慌てふためくのではなく、じっくり落ち着いて、社内外の問題点、課題に取り組むべきというのです。

◎衆知を集める

また、衆知を集めるべきともおっしゃいます。そう、みんなの知恵を集めてコロナ不況を乗り越えないとあきません。昔は体験、経験が経営には大きな力になりました。が、今は違います。
技術革新が進み、経営には新しいテクノロジーを導入する必要があります。それは、若者の得意分野です。

◎中小企業の実力発揮

テレワーク、SNSなど、インターネットを活用する知恵を集めなければなりません。
不況に強いのは、実は中小企業です。小回りが利き、即断即決、即実行が出来ます。今回のようなコロナ不況こそ、中小企業の実力が1番発揮できるタイミング。

◎コロナで第2の松下電器を!

まさに、コロナ不況はピンチではなくチャンス。それもビッグチャンス。千載一遇のビッグチャンスです。
商売は考え方、やり方ひとつと、幸之助さんもおっしゃっています。コロナ不況を通じて、世界で活躍する第2の松下電器が生まれて欲しい思いました。


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