今こそ明るい気持ちを!と始めたコロナころりんプロジェクト。キャラクターを使った試作品。経営者の心に喝を入れる「明るいハリセン」活動もスタート。中小企業経営者が団結し、コロナ危機を乗り越えようとしている。
コロナ危機が長期化するなか、中小企業経営者の考え方にも変化が出てきた。目の前の感染防止策から、終息後を見据えた将来への前向きな発想だ。
「終息まではまだまだ時間がかかりそう。この間に将来の体制を固めたい」「できることから一つずつやろう」「何かやらないと!」「今頑張らないと、いつ頑張る!」。明日に向かって叱咤激励する。
工場は事務所の整理整頓、在庫の整理から社内の人材育成の強化、財務体制の見直しと社内改善に力を入れる。一方、従業員に寄り添った取り組みも。女性社長が自ら手づくりしたマスクやレストランの食事券、お米、チルド商品などを従業員に配布。また、出勤した従業員にポケットマネーでテイクアウト、デリバリーのランチをご馳走。従業員と周辺の飲食店に喜ばれた社長さんも。
コロナに関連し、感染予防グッズ、情報発信のWEBシステムなど新商品開発、無償サービスに取り組む会社も多い。コロナころりんのキャラクターをあしらったタオル(東進)、ノシ袋(サンエイ)、キャンディ(大阪糖菓)の試作品も誕生した。
ピンチはチャンスと中小企業からプレスリリース発信も増えている。暗くなりがちな経営者の心に明るいスイッチを入れる経営者動画サイト「明るいハリセン」も始動。前向きな取り組みに経営者の期待も大きい。
「今回の危機を長期的にはプラスになるようにしたい」「我慢で縮まったバネは最大限に伸びきる。その時のための準備をしたい」「逆境こそ、成長の機会ととらえて、めっちゃ燃えています」「終息後は今以上に明るい職場に」「あいうえお経営で頑張る!」
本紙にはプロジェクト賛同会社から熱いメッセージが寄せられている。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞