企業の課題をAIで解決

お多福lab

2020年7月 2日

お多福ｌａｂ（電話０６・６４８４・７８２７）は、企業の課題をＡＩ（人工知能）で解決するＡＩ事業開発会社。理念でもある福を生み出し、沢山の人に振り撒く元気アップ企業。グローバルなエンジニアも在籍しており、ＡＩ姿勢分析などオンリーワンのシステムを開発する。

大阪市西区京町堀１丁目に拠点を置く。社員１４人で、うちデータサイエンティストとＳＥが合計１０人。その半数がフランスやアメリカ、ドイツから集まった優秀なエンジニア集団。

設立は２００９年で、３年前からＡＩに特化した戦略に踏み切った。「ＡＩでこんなものが出来ないか？」という企業のニーズに応えて、現在、開発中案件含めて約１０システムを持つ。
その１つが、整骨院向けに開発したＡＩ活用の姿勢分析サービス「Ｐｏｓｅｎ（ポーズン）」。タブレットやスマートフォンで撮影、１分間で姿勢を分析し数値化、スコア化する。姿勢のゆがみをチェックし施術に活かせる。

今年２月から実用化し、すでに、東京の整骨院に１０店舗以上に導入されている。利用料は月額１.５万円。ＡＩ活用の足底圧分析システムも開発中で、足の重心を計測するなどバージョンアップを図る。

今後はシステム・サービスごとに分社化、社員持株会なども検討して、社員一丸の体制を確立。「スタッフは現場の声を聞き、不便さを体験してＡＩで解決するシステムを開発しています。３年後にも株式上場を目指したい」と、濵道崇ＣＥＯは話している。