日本初の「コロナシフト」

ケー・エス・ディー

2020年8月17日

ケー・エス・ディー（電話０６・６２５１・１０１２）は、新型コロナ感染対策として、大学向けにソーシャルディスタンスに対応した座席表が瞬時に作成できる新システムを開発した。日本初のシステムで、自由自在に間隔を空けた席がつくれ、感染対策の席づく
りに期待している。

ケー・エス・ディーでは、システムの受託運用のほか、パッケージソフトの開発も手掛ける。大学向けには奨学金制度、教育実習から自転車管理のサイクルウオッチャーまで多彩な管理ソフトを開発、「熱血シリーズ」で展開している。

すでに「熱血シートプランナー」として、学籍番号などによる授業の座席表作成システムを開発。車椅子利用者をはじめ様々な学生の要望に沿って座席を簡単に組み替えられ、関西を中心に約１０大学で納入実績を持つ。
今回は、コロナ感染防止策としてバージョンアップし、ソーシャルディスタンスに対応した座席表作成システム「ソーシャルディスタンスプランナー」を商品化した。

横に１席飛ばしにしたり、前後も１段飛ばし、ジグザグに席を空けるなど、自由自在に空席を確保してソーシャルディスタンスを即座に実現出来るという。料金は約４０万円。定期試験では、教室を２つに分けた座席もつくれる。リアル講義でも密を防ぐことが出来るという。

９月１６－１８日に東京幕張メッセで開催の教育ＩＴソリューションＥＸＰＯ２０２０に出展、大学や専門学校、学会関係者に初公開する。