近江商人の基本で「三方良し」はよく出てくる話。
「売り手良し・買い手良し・世間良し」が商売の原則は周知の通り。
このことを小学生の子供にどう説明しますか?
当然ですが、このまま言っても理解できないと思います。
わが社では、毎年「天晴れカーニバル(家族参観日)」を開催しますが、子供達が沢山来てくれます。
そこで経営方針を説明するわけですが、わが社もこの精神を源流にしているので、どう話をしようか悩みました。
そこで思いついた言葉は『お互いさま』でした。意外にもすんなり理解してくれました。
自分で評価するのも変ですが、見事な表現だったと思います。
飽食の時代、核家族等が自己中心主義に進んでしまった世の中、いじめや子供への虐待、ニート族の増加がそれを象徴しています。
人は長所短所を持ち合わせていますが、先入観を創るのは短所が多いのです。長所は時間をかけないと見えない場合が多いのす。
その時間軸が『お互いさま』ではないでしょうか。
この『お互いさま』の考え方を、わが社で根づかし、その輪を世の中に広げたいと思っています。
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