2020年
9月18日午前7時50分放送
「ご飯がススム新事業!?」
今回はお米の話題です。近年、お米を食べる人が減っており、お米の消費量が落ち込んでいます。大阪・松原市にあるお米の卸販売会社では、なんとかしてお米を食べてもらおうと、新事業を立ち上げました。
全国各地の精米や無洗米、700種類以上をスーパーや百貨店などに卸しておられます。お米の消費量がピーク時のほぼ半分以下に落ち込むなかで、年商は239億円と順調に業績を伸ばしています。
その理由は企画力にありました。お米離れを阻止するため、数年前から電子レンジで簡単に調理できるカップご飯など、加工品の生産を始めました。これまで、おかゆ、赤飯、五目飯など200種類以上の商品を開発、販売しています。
さらに、今年春に立ち上げた新事業が、惣菜商品でした。お米の卸で築いた産地のパイプを活かし、地域の農産物を使用した惣菜を生産されます。僕も秋鮭とほうれん草のクリーム煮をいただきました。美味しかった!です。
特殊なフィルムを使うことで酸化や劣化を防ぎ、冷蔵で40日ほどの長期保存が可能です。お米の卸が手掛ける総菜事業。挑戦はまだまだ続きます。
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