ダイワトーイ(電話072・998・2317)は、全国の鉄道車両を模したハシやスプーンなどを企画販売。最近ではコロナ対策で人気上昇の吉村洋文大阪府知事をデザインしたマグカップやTシャツなどのグッズをいち早く商品化、大ヒットを飛ばしている。
大阪府八尾市楠根町で今年設立10周年を迎えた。「企画力があり鉄道車両関連のオリジナルのおもちゃ、雑貨用品などを手がけています」と山本和秀社長。
社員は6人。全国のローカル車両を模したお箸(ハシ鉄)、新幹線デザインのスプーンやフォーク、新幹線のおもちゃが3本柱で、年商は約2億円。鉄道関連で毎年新商品を開発、新車両が登場すると即座に新デザインのハシ鉄を商品化するなど、鉄道グッズに強みを持つ。
コロナ禍で新幹線グッズの需要が激減するなかで、売り上げをカバーしたのが吉村大阪府知事グッズ。「娘がテレビで吉村知事を気に入っているのを見て、これや!と思いました」と。
早速、知事の秘書課に連絡、「知事も快く承諾していただきグッズをいち早く商品化。公人なのでロイヤリティもあ
りませんでした」と。Tシャツ、マグカップ、缶バッチ、クリアファイルなど約10点を開発した。
6月から道頓堀のいちびり庵などで販売、バカ売れし雑誌やテレビなどで紹介され、一躍大ヒット商品となった。「その後は落ち着いていますが、今後も大阪らしいグッズを見つけ仕掛けたい」と話している。
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