大阪府堺市の松井泉(TEL072・245・1779)は、コロナ禍の中で、あなごの販売攻勢をかける。消費者へDM(ダイレクトメール)販売、阪堺電車との共同企画で初の駅弁「ちん電あなご寿司」の販売、堺市ふるさと納税返礼品、お歳暮セールと総力をあげて売り上げアップ目指す。
「堺のあなごを復活させたいと“堺あなごプロジェクト”を立ち上げて活動を進めてきました。今はコロナ禍で厳しい状況ですが、あなごパワーで乗り切りたい」と松井利行社長。
消費者への直販ルートではA4版のDM(約10枚)で焼あなご、煮込あなご、八幡巻などのオススメ情報、イベント情報を提供する。
また、10月末から11月には阪堺電車との共同企画で初の駅弁として「ちん電あなご寿司」を販売。煮込あなご、焼あなごの箱寿司、巻寿司を駅弁限定の詰合せにし、松井社長自ら出向き、浜寺公園駅で販売し話題を呼んだ。
堺市のふるさと納税返礼品で、「あなご屋社長におまかせ焼あなご」(1万円から)が選ばれ、今では返礼品の中でトップの売り上げを誇っている。
堺区のシティホテル「SEIUNSO」のランチメニューにも秋から櫃御膳、パスタ、あなごのアイスなどが登場、人気となっている。
お歳暮シーズンには 、各種のあなごをセット商品で販売、年末商戦を“Go To Anago”で一気に乗り切ろうとしている。
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