竹原編集長の明るいコラム

『何糞でコロナ乗り越えよう』

2021年5月15日

◎松下幸之助さんの「素直」

取材先では、いろいろと勉強になります。社長様からの感動の言葉、苦労話、成功秘話なども、ボク人生に大きな影響を与えています。それだけではありません。
会社には社訓や有名な人の言葉、例えば松下幸之助さんの「素直」などがかけられています。健康や正直、初心忘れずなどの言葉もよく見かけます。

◎「念ずれば花ひらく」

成功社長さんの事務所でよく見かけるのが、坂村真民の「念ずれば花ひらく」です。
強い思いを持ってことに当たれば、思い通りになる、花が開いてくれるという言葉です。苦しいとき、お母さんがいつも口にしていた言葉だそうです。

◎写メして勉強

実は、ボクの編集センターにも、この「念ずれば花ひらく」の人形を置かさせてもらっています。ちょっとしんどいとき、この言葉で乗り越えて来られました。
こんな言葉が、中小企業の事務所の中に飾られており、写メして勉強させていただいています。先日もある会社に取材に行き、社内を見学させてもらっていたら、食堂でショッキングな言葉を見つけました。

◎シャープ創業早川徳次翁

その言葉が「何糞」でした。エ!こんな言葉を額に入れて社員みんなに見てもらう?とびっくりしました。さらに、この言葉を飾った人物の名前をお聞きしてさらにびっくりです。
この書を書かれたのは、シャープペンシルを発明し、家電大手のシャープを創業された早川徳次翁でした。たまたま、シャープのグループで障がい者をたくさん雇用されている会社でした。

◎逆境の人生を乗り超える

小さいころから苦労され、小学校2年で中退。8歳のとき近所の盲目の女性が飾り職人の丁稚奉公の仕事を紹介してくれ、そこから人生が変わりました。
早川翁はその恩返しで盲目の障がい者を雇うことに、積極的になって行かれました。この逆境の人生を乗り越えて来られた人の箴言が「何糞」でした。

◎早川翁は織田信長

逆境の人生を支えたのが、何糞精神でした。困難事態に出会ったとき、くじけそうな気持ちを奮い立たせるために発する言葉。「何糞負けるものか!」です。
素直の松下幸之助さんと比べても、何糞には迫力があり、パワフルさを感じます。松下幸之助さんが徳川家康なら早川翁は織田信長です。何糞精神で頑張って来られたのでしょう。

◎ほんまにドボン

今はコロナ禍で多くの経営者は苦労されています。コロナでもうアカンと思ってしまうと、ほんまにドボンと行ってしまいそうです。
ここを乗り切りには、コロナなんかに負けない、何糞精神が大事です。早川翁の「何糞」魂で、この苦難を乗り越えましょう!


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