◎うんざりのコロナ禍
まあ、コロナ禍の話ばかりで、ホンマにうんざりです。本来なら東京オリンピックの話で、コロナ鬱を吹き飛ばしたいところです。が、東京オリンピックそのものが、コロナ鬱に巻き込まれています。
どの時点で決断されるか?どっちになっても、あまり明るくない話です。いつも言っているのですが、みんな明るさを求めています。明るいニュースが本当に欲しいところです。
◎明るいネタを取材
そんな中で、最近、明るい取材をしてきましたので、そのお話をしたいと思います。以前から知り合いの社長さんです。生活関連の便利グッズを製造販売されています。
国内でも工場をお持ちですが、何年か前から中国に工場を進出され、国内に持ち込んで、ホームセンターなどで販売されています。中国でのお話もよくお聞きし、生のビジネス情報を教えてもらっていました。
◎新しいことに挑戦
ところが、コロナ禍となって中国工場へも気軽に行けなくなったようでして、今はほとんど日本におられます。「日本に居ると暇ですからね。いろんなことを考えることができ、それはそれで楽しんでいます」と前向きです。
中小企業の社長さんは、そんな余裕ができた時間をうまいこと活かされます。実は新しいことに挑戦されまして、今回はその取材に行って来ました。
◎アウトドア専門店をオープン
アウトドア専門店をオープンされたのです。今までの家庭用の雑貨商品は、どうしても価格競争の陥ってしまいます。ホームセンターの値下げ要請も強いのです。
一方、アウトドア用品は若者を中心に今は大ブームです。コロナ禍もそれに拍車をかけて、感染リスクの少ない遊びとして、家族連れなどに人気になっています。
◎ソロキャンプ用品など
自社開発商品のバッグ、マットからソロキャンプ用品など約800アイテムを販売されています。お店の外観、 店内もオシャレな雰囲気です。郊外にあり、駐車場も完備されています。
2階建てで、1階入り口には全国でも初のノルウェー製「NORTENT」を実張りし、テーブルやイスなどキャンプグッズ展示販売されています。平日の午後で雨も降っていましたが、それでも中高年のお客様が次々とやって来られます。
◎テント用ラグマットも
店内には焚き火台、ランタン、ガスバーナーから食器や調味料、食品などを販売されています。その中には、自社開発の生地と発泡ポリエチレン(断熱材)を張り合わせたテント用ラグマットもありました。
また、ソロキャンプ向けのアルミ・ステンレス製の76gの超軽量テーブルなどオンリーワン商品など並んでいます。「アンテナショップとしての位置付けです。モノを売るだけでなく、遊び方などもきっちり説明して、お客様の反応を知る狙いもあります」と社長さん。
◎明るい表情で説明
今後、アウトドアのネット販売など販路開拓し、メーカーの強みを活かしたアウトドア用品を強化したい考えです。コロナの影響も受けていますが、お店では明るい表情でお客様にも楽しそうの説明されていました。
こういう時こそ、経営者は何か夢が必要です。アウトドアグッズで明るい経営を目指しておられました。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞