これまでの記事

注文殺到 高級和包丁「刃道」・欧米へ本格展開

堺の福井

2021年10月 2日



大阪府堺市の福井(電話072・227・0001)は、自社ブランドの高級和包丁の製造販売に乗り出した。海外での和包丁の人気を背景に欧米での本格展開を目指すが、早くも注文が殺到している。

明治45年の創業。大阪府堺市に本社を構え、包丁をはじめ園芸用ハサミ、ノコギリ、スコップなど常時1万5000点の金物を扱う商社。販売先の約5割がホームセンター、EC 業界向けで、年商31億円と安定した経営を推進。

堺の特産品包丁は、「一部自社商品もありましたが、大半はOEM供給。1人の社員から和包丁の職人を目指したいとの思いを聞き、和包丁の製造に本格的に乗り出しました」と、6代目の福井基成社長。

2016年から社員を協力工場で修行、18年には福井社長が欧州に出張して販路を開拓、19年から工房をスタート。今年から高級和包丁として新ブランド「HADO(刃道)」で欧米での展開を始めた。

世界的な和食ブームで注文が殺到、すでに欧米10数社と取引を始める。月間約100本を工房は現在フル稼働で出荷するが、「6カ月待ちの状態が続き、生産量の拡大が課題になっています」と嬉しい悲鳴を上げる。

工房では社員を2人体制にし、将来は4-5人まで強化したい考え。
「職人が全て手づくりしていますが、今後は機械化にも挑戦したい」とし、近い将来は月産能力を今の倍から3倍を目標にする。

「海外ではプレゼント需要も旺盛です」と、デザイン性を重視したパッケージを開発、ギフト市場にも力を入れている。


▶▶▶▶▶▶【YouTube】4/10^UP


▶魅力と驚きが詰まった作品展


三田理化工業社長 千種 純さん

応援・協力

明るい認証制度「AKS0041」

日本一明るい経済新聞は、明るいシステム倶楽部の協力を得て、職場を明るくする認証制度をスタートしました。

(続きを読む)...

本誌をバックアップ!! 財界アドバイザー

「日本一明るい経済新聞」は、各種財界人からのバックアップを受けております。

(続きを読む)...

KANSAI仕事づくりの会

KANSAI仕事づくりの会は、「αゲル」「曲面印刷」を開発した、アース研究会会長である中西幹育氏を囲み...

(続きを読む)...

twitter 日本一明るい経済新聞 編集長 竹原信夫

Notice [PHP]: Undefined index: cid in file kernel/block.php(136) : eval()'d code line 41
Notice [PHP]: Undefined index: cid in file kernel/block.php(136) : eval()'d code line 41
Notice [PHP]: Undefined index: cid in file kernel/block.php(136) : eval()'d code line 41
Warning [PHP]: opendir(/virtual/119.245.206.194/home/system/modules/blog/images/caticon): failed to open dir: No such file or directory in file class/xoopslists.php line 113