竹原編集長の明るいコラム

『モノづくりとチョコの相乗効果』(Free)

2021年12月25日

◎町工場の取材楽しい

町工場の取材は楽しいです。いろんなモノを、一生懸命になってつくっておられます。リアルなモノをつくるのは、IT企業とはまた違った魅力です。
時間があれば、工場を見せてもらいます。整理整頓、壁などに貼っておられるポスター、工員さんの立ち居振る舞いを見るだけで、だいたいの雰囲気がわかります。

◎チョコレート屋さん?

先日、そんな地道な活動をされている町工場で、意外な事業を展開、人気を呼んでいました。町工場の横に建てられたのは、チョコレートショップでした。
町工場の一角にちょっと場違いなチョコレート屋さんです。運営されているのは、この町工場の社長さんでした。なぜ、町工場がチョコレート屋さんを?

◎超高級チョコ

それも、こちらのチョコレートは超高級なタイプ。1つ260円もします。高品質の原料を使ったこだわりのチョコレートでした。
創業は昭和32年。大型レーザー加工、製缶加工が得意で、自動車、塗料、食品関係向けのタンクやコンベアなどを製造されています。

◎温度管理を高精度

溶接コンクールで受賞するほど溶接技術力のあるモノづくり企業です。食品関係ではチョコづくりの心臓部、温度管理を高精度に行うテンパリングマシーンを製造されていました。
社長さんは、この機械の拡販を国立大学に相談したところ、大学院生からチョコ販売のアンテナショップのアイデアが出たそうです。これは面白そうやと実際にお店をオープンされました。

◎約30種類のチョコ菓子

別会社を設立され、モノづくりからチョコレート専門店のサービス業も始められました。自社の機械を活用して約30種類のチョコ菓子を揃えておられます。
ショコラティエを含めたスタッフ4人が。作りたての美味しいチョコが食べられると評判。また、人気のテレビ番組に機械提供したことで、一時は東京からもファンが来る有名店になってしまいました。

◎地元のリピーター

現在も営業を続けておられます。地元のリピーターのお客様も多く、今も堅実に運営されています。
また、お店がきっかけで本業の1台450万円もする高級な装置も約20台売れたそうです。本体の売り上げにも貢献していました。

◎二刀流経営

香川県では、製麺所が昼休み時間にうどん店を開店されているところもあるそうです。モノづくり企業がモノだけでなく、サービスに進出することは、今の時代は大いにありです。
モノづくりとチョコショップの二刀流経営。ビジネスチャンスかも知れません。その相乗効果を期待できそうです。


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リバー産業社長 河 啓一さん

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