◎ビジネスが変わった
社会の変化で、ビジネスのやり方も大きく変わって来ました。これまで良いことだったものが悪くなり、悪いものが良くなることも。
以前は会社に就職すると、会社を辞めずに一生その会社で勤め上げる。この人が立派。途中で転職すると、人間としての価値が下がってしまうと言われました。
◎中小企業に憧れる
でも、今の時代そんなことを思っている人は、まずいません。逆に能力のある社員ほど、次々と会社を渡り歩き、力を発揮され、社会的な価値も上がるようです。
大企業と中小企業の価値観も変わって来ました。今でも大企業への就職を憧れる学生さんもおられます。その一方で中小企業に憧れる学生も増えています。
◎凄い成長の住宅会社
ぜひ、能力のある学生さんは中小企業を目指して欲しいです。中小企業でビジネスを学び、起業して世界で活躍してもらいたいと思っています。
先日、取材しました住宅会社さんは、えらい勢いで成長されていました。創業わずか10年で、年間4000棟の受注実績を上げていました。
◎戸建ての木造住宅
え!住宅業界はそんなに好調なのと思ってしまいます。でも、実際は少子化の中で住宅業界の将来性は、そんな明るい雰囲気ではありません。
そんな中、こちらの成長が光っています。戸建ての木造住宅ですが、収納スペースがたくさん取れるのが大きな特徴です。品質や保証にも力を入れておられます。
◎やる気の満々の人材
それが成長の原動力ですが、実はそれだけではありませんでした。それは、マンパワーでした。従業員は約1000人。やる気の満々の人材でした。
仕事は忙しそうですが、ストレスが溜まりにくい働きやすい職場です。マンパワーの中でも、中途採用を含めた営業部門の約600のモチベーション力でした。
◎目標達成で収入増、昇格
年間の目標販売戸数を達成すると、収入が増え、昇格するというわかりやすい仕組みです。逆に目標達成が出来ないと、収入は増えない厳しい実力主義の世界です。
目標達成ごとに主任、係長、課長、所長へ昇ります。入社3年で1000万円、30歳前半で支社長になる人材もおられるそうです。
◎現場に権力集中
「できる社員はどんどんやる気がアップする仕組みです」と。実力主義を貫き、稼いでいる支社や営業所の現場に権力を集中されています。
今の時代、1人も取り残さない社会を目指そうとされています。落伍者、落ちこぼれを出さない助け合いの社会です。
◎実力主義が元気にする
やってもやらなくても給料が変わらない。これで本当に良いのでしょうか?会社に貢献した人には、より多くの給与を出すのは当たり前。そうしないと、人は頑張りません。
実力主義こそ人、会社を元気にします。社会に反することはダメですが、より多くの人に喜ばれて会社も成長する。
◎やる気満々の社員を大事
やる気満々の社員を大事にする会社こそ、この厳しいビジネス環境を乗り越えられるのです。落ちこぼれを出さないではなく、頑張る人を引き上げる、人事制度を大事にすべきだと思いました。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞