◎不況感はあまりない
バブル崩壊から脱却出来ない日本経済。そこへコロナ禍が追い打ち。エネルギーコスト上昇。物価高騰。給与は上がらない。エエことほとんどありません。
そうかと言って、今の日本経済は大不況の雰囲気でもありません。冬季オリンピックに皆さん楽しそうに一喜一憂されています。
◎小さな幸せ享受
街ではデリバリーの自転車をよく見かけます。コロナ禍の中で、感染リスク避けてちょっと高めの美味しいメニューを頼まれる方も多いのでしょう。
悲壮感はなく、今の小さな幸せ感を享受されています。先日は、郊外のニュータウンにある園芸店を取材しました。
◎オシャレなグリーンショップ
駐車場も広い大きな園芸店です。この園芸店というと、ちょっと地味な古い感じのお店をイメージされますが、こちらはオシャレなグリーンショップでした。
観葉植物・お花など約3000点を揃えています。植木鉢約2000点ありました。こちらはもともと植木鉢の販売をメインにされていました。
◎植木鉢の輸入販売
約50年の歴史をお持ちです。もともと窯元さんでして、そこから植木鉢をつくられました。さらに、欧州の植木鉢を日本に輸入販売されるようになりました。
今では、植木鉢の輸入販売がメインです。そこから植木も扱う園芸店、グリーンショップのお店を展開されることになりました。
◎家族連れで賑わう
取材で訪れたのは、平日の午後でした。300坪の広い店内には観葉樹、木、花や大中小多彩な植木鉢、オシャレなインテリア雑貨が並んでいました。
金物業者と連携したオリジナルの園芸用具なども置かれていました。ここに来れば、オシャレなグリーン周りの商品が手に入るので、家族連れなどでそこそこ賑わっていました。
◎北欧のガーデンライフ
このお店を企画された若い経営者さんは、「北欧のガーデンライフを提案しています。自由な発想により、自然な形でグリーンと花を楽しんでもらいたいですね」とおっしゃっています。
北欧風の上質な商品をそろえておられます。店内にはコーヒーバルのコーナーも設けられていました。
◎春からパワーアップ
珍しいグリーンや植木鉢もあり、値段もそこそこします。不況の中ですが、ショッピングを楽しんでおられました。
この春から花の苗などを500種類に増やし、テラス席も新設され、お店をパーアップされます。消費者は贅沢品ですが、購入することで小さな幸せ感を得ようとされます。
◎小さな幸せ求める
今の時代は大きな幸せ感はあまり求めていないようです。小さな幸せ、“足るを知る”幸せを求めているように思います。“足るを知る”幸せを得られるビジネスを考えましょう。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞