竹原編集長の明るいコラム

『空気も買う時代が?!』(Free)

2022年3月19日

◎自然環境に恵まれた国

日本は自然環境に恵まれた国です。冬が終わると必ず春がやってきます。梅雨の季節、暑い夏、台風の季節もあります。とはいえ、自然環境がコントロールされて良い環境がつくられています。
日本人はついついこの素晴らしい環境は当たり前と思ってしまいます。世界的にも、これほど自然環境に恵まれたところはあまりないと思います。

◎イスラエルから輸入

だから、コロナ禍が終息すれば、世界から日本へやってくる人が増えそうです。先日もある取材させていただき、日本の自然環境のありがたさを改めて認識しました。
こちらの会社は、イスラエルから製品を輸入販売されています。イスラエルという国は、なかなかユニークな商品をつくるところで、今までも驚いたことがあります。

◎水を買うのは当たり前

今回もビックリするような商品でした。「日本でも水を買うことは、当初なかなか理解できませんでしたよね。でも、今はコンビニでペットボトルの水を迷いもなく買っています」とおっしゃいます。
確かにそうです。日本は世界に比べても綺麗な水が豊富にあり、少し前までは水はタダと思っていました。今は買うのは当たり前です。

◎空気を売る仰天商品

浄水器の新商品かなと思っていたら違いました。「水を購入する時代になりましたが、次は空気を買う時代がきます」と。空気を売る仰天商品です。
イスラエル製の空気浄化装置でした。日本でも大手企業が多彩な空気清浄機を開発、商品化しています。

◎外気が汚いイスラエル

しかし、この商品は日本の空気清浄機とは一線を画していました。なぜか?イスラエルという地理的な場所が大いに関係していました。
「日本ではキレイな空気を入れようと窓を開けますね。これが違います。周りが砂漠のイスラエルでは、外気は砂ぼこりで汚れているのです」と。だから、室内でキレイな空気をつくり、室内で循環させる発想なのです。

◎欧州では外気予報も

4層のフィルターでゴミや微粒子を取り除きます。さらに、紫外線やイオンで、ウイルスなどを不活化されます。
すると、室内が外よりもキレイな空気環境がつくれるのです。「欧州では天気予報の時に、明日の空気の汚れも予想します」とおっしゃいます。

◎オンオフスイッチなし

日本で言えば、今の花粉情報のようなものです。欧州では毎日、外気品質を予想する時代になっていたのです。必ず、この流れは日本にもきそうです。
そこで、こちらの会社では日本のようなヤワな空気清浄機ではなく、キレイな空気をつくる商品の輸入販売に乗り出されたのです。24時間ずっと稼働することが前提でオンオフのスイッチもありません。

◎未来社会では売れそう

壁掛け方式で人の口元に近い場所に設置されます。「日本ではまだまだ空気はタダだと思っておられます。まずは業務用から」とおっしゃいます。
コロナ禍でホテルや病院などからの問い合わせが増えているそうです。ジョージ・オーウェルの「1984年」ではありませんが、未来社会では確かに売れそうです。

◎水に続いて空気も

コロナやPM2・5、戦争と外気はますます悪くなっています。多分、日本でも富裕層からこの空気清浄機を購入されるのでしょう。水に続いて空気もタダではない時代になるのでしょう。イスラエルの会社さんには申し訳ありません。ボクが生きている間に来ないことを願っています。


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