◎コロナ禍で変化
お客様を喜ばす。大変、大事なことです。新型コロナ前なら、夜の飲食やゴルフ招待などで接待サービスでお客様をおもてなししていました。
でも、コロナになって夜の接待はほぼ無くなってしまいました。お酒が飲めないボクには、ありがたいことです。ただ、接待ができなくなって悩んでいる企業経営者さんも少なくありません。
◎お客様元気サービスとは。
お客様を喜ばすには、何も接待だけではありません。ちょっとしたことでお客様を喜ばすことが出来ます。
以前取材した砂の販売会社さんでは、夏真っ盛りの暑い日にお客様元気デーをやっておられました。お客様元気になってもらうサービスです。
◎オロナミンCを購入
至って簡単なことでした。社長さんはお客様元気デーの前日に、オロナミンCをたっぷり買って来られます。そして自宅の冷蔵庫でしっかり冷やされます。
お客様元気デーの当日に社長さんは冷えたオロナインCを車の積んで、自社の砂置き場でじっと待たれます。お客様がトラックで砂を取りに来られます。
◎社長さんからプレゼント
すると、オロナインCを持って運転手さんに、「今日はうちのお客様元気デーです。これ1本飲んでいってください」と渡されます。お客様はまさかこんなところで冷えたオロナインCがもらえるとは思っていません。
社長さんから直々にオロナインCをもらって運転手さんは大喜びです。「いやー、暑い時にこんな冷たいものいただいて申し訳りませんな」と、恐縮されるそうです。
◎翌日にハガキでお礼
でも、社長さんはおっしゃいます。「オロナインCをまとめて買えば、1本100円程度ですよ。100円でお客様を喜ばすことができます」と。そうなんです。ちょっとしたことでお客様を喜ばすことができるのです。
これ以外にも、お客様が来られたら即ハガキのお礼状を出されます。もう、翌日にはお客様にお礼もハガキが届きます。これも嬉しいす。
◎歓迎の看板
会社の玄関に本日来社されるお客様の名前を書いた看板を出され、お客様の歓迎をアピールされます。いやいや、これもなかなか嬉しいことです。
来られたらお客様とスマートフォンで写真撮影。それをお客様の掲載確認を得て、FBなどにあげる社長さんもおられます。
◎価格だけでは喜ばない
SNSなど最近のデジタル技術を活用して、お客様を喜ばすことこれからいろいろと考えられそうです。ウイズコロナ時代のお客様を喜ばす仕掛けを考えましょう。
値段を安くするだけが、お客様を喜ばす手段ではありません。価格以外のお客様を喜ばすサービスをしっかりと考えましょう。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞