竹原編集長の明るいコラム

松下幸之助を甦らせよう! (Free)

産業ジャーナリスト 竹原 信夫

2011年2月 6日

◎観光庁から受賞

 昨年秋、経営の神様である松下幸之助さんが観光庁長官表彰うを受賞されました。新聞の記事を読まれた方もあるかも知れません。ただ、各新聞社とも小さな扱いだったので、見落とされて方も多いと思います。

 この記事によると、観光庁もイキなことをするものです。幸之助さんは、とっくにお亡くなりになっていますが、50年以上前に書かれた文芸春秋への寄稿記事を高く評価。受賞理由とされていました。

◎期待の松下政経塾出身者

その記事の内容とは、「石炭掘るよりホテル1つを」というテーマでした。日本の観光開発をいち早く訴えられていたのです。今でこそ、日本の観光資源の大切は、アチコチで言われています。が、日本で石炭開発を進めているときに観光の重要性を喝破されていたのです。

やはり、松下幸之助さんはたいしたもんです。また、日本の政界で期待されている若手の多くは、幸之助さんが将来の日本のことを考えてつくられた「松下政経塾」の出身者です。

◎幸之助さんならどうする?

先を見る目は、日本一でしょう。GDPで中国に追い抜かれ、デフレ経済の暗いトンネルから抜け出せない日本の現状。こらから日本経済はどういう方向へ進めば良いか。こんなときこそ、松下幸之助さんの知恵をいただきたいものです。

ドラッカーや本田宗一郎、井深大さんもエエですが、経済、社会、政治の日本全体の進路となると、やはり幸之助さんだと思います。戦前に観光資源開発を訴えた方ですから、今なら何とおっしゃるか?です。

◎ブレイクスルーした発想

きっと、みんなが考えもしないことを、まじめな顔をして言われると思いますね。そこなんですよね。今、日本にとって大事なのは。日本の針路は、誰もが考え付きそうな方向ではないように思います。

幸之助さんは、尋常小学校の卒業。その後、いろいろ独自に勉強されましたが、学問を専門にされた方ではありません。

全ては自分の考え、幸之助イズムです。欧米の学問を学んだ日本の学者さん、政治家さんには、幸之助さんのようなブレイクスルーした発想は生まれないでしょう。

◎松下党をつくろう

今こそ、日本人は松下幸之助さんに学ぶべきです。松下幸之助さんが書かれたり、言われた中にそのヒントが隠されているように思います。日本の経営者さん、素直な気持ちで松下幸之助さんから学びましょう。

そして、政治家のみなさん、自民、民主とか言わずに、松下政経塾出身者で“松下党”をつくって、日本の政治を良くして下さい。期待しています。観光庁に見習って、松下幸之助さんを甦らせましょう。


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