竹原編集長の明るいコラム

『人材の黒船が必要だ!』(Free)

2022年4月16日

◎人が一番大事

会社にとって必要なのは人、モノ、カネとよく言われます。そのなかでも、最初が人です。経営の神様松下幸之助も商品を売るのではなく、人を売っている会社と言われました。
人が一番大事です。コロナ禍で、日本経済そのものは厳しいです。が、中小企業では相変わらず人材難の状況が続いています。

◎人材戦略が大事

特に、優秀な人材ほど中小企業には来てくれません。社長にとっては、相談出来る人材が欲しいのですが、なかなかいないのが現状です。
どうすれば超一流の人材を採用することができるか?経営戦略以上に人材戦略が焦眉の急になっています。

◎世界トップレベルの外人部隊

そこで、ちょっと工夫しましょう。よそと同じようなリクルート戦略では良い人材は集まりません。以前に紹介した町工場さんでは、日本を超えて世界トップレベルの人材が在籍していました。
外国人の人材採用に特化した戦略を進めておられました。外国人といっても実習生ではありません。世界のトップレベルの大学生、日本の国立大学の卒業生を集めた開発部隊を編成されていました。

◎副業社員の活用

「外人募集サイトはほとんど大企業でして、中小企業はほぼおられません。外人は少ない中小企業に興味をもち、案外来てくれます」と。世界トップレベルの人材が、元気経営の秘密でした。
先日、取材しました中小企業さんも、ちょっと工夫されていました。こちらでは、副業社員の活用でした。

◎素晴らしい能力を持つ

デザインなどの特別な技術を持つ人材ではなく、経営の相談ができる人材でした。「社長の片腕になる社員を育成するのはなかなか大変です。でも、副業社員には素晴らしい能力を持つ人がたくさんいます」と。
現在、こちらの会社には副業社員が数人おられます。その大半は有名大手企業に在籍、年収もかなりの額にのぼるとおっしゃいます。

◎幅広いネットワークを持つ

「国立大卒の一流人材です。うちのような小さな会社ではとうてい採用できない、いやいやそれだけではありません。私とも出会うこともない別世界の人材でした」と。新規事業、品質、財務など担当、幅広いネットワークを持つ人材です。
「彼らは日常本業の仕事をこなしていますが、優秀なので何か新しいことにも興味があります。だから、うちのような小さな会社にも応募してくれました」と。副業社員は、社長から新規事業などのやりたいことを聞き、的確なアドバイスをしてくれるそうです。

◎社内改革で思い切った手

社内改革にも取り組もうとされていますが、社内の人材では過去の人間関係もあり、思い切った手が打てません。しかし、副業社員はリモートで社長とつながっているだけですから、社員との関係も薄く改革が進むとおっしゃいます。
外国人、副業社員は中小企業にとっては、社内改革の人材黒船なのです。ぜひ、副業社員の活用に挑戦してください。


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