ふるさと創生研究開発機構(072・735・7373)は、民活で能勢町の地域活性化に取り組む。広大なドローンフィールドを武器に、“ドローンのメッカ”を目指す町おこしを進めている。
「日本全国いろんなところで地方創生の仕事をして来ました。この能勢でドローンを武器にした未来産業をつくりたい」と話すのは柚木健社長。地域振興、観光振興などに取り組み、この4月から内閣府「地域活性化伝道師」、総務省「地域力創造アドバイザー」に就任している。
2015年から西日本最大級のドローンフィールド(能勢高原ドローンフィールド、NOMUCドローンフィールド)を活用し、ドローン関連の事業を進める。
大阪、京都、神戸から車で約60分という好立地。ドローンの研究開発やスクールなど、目的や用途に合わせて使い分けができる。利用料金は3時間で1人3500円という安さが売りで、近畿圏を中心に全国から年間2000人以上が利用する。
一般用から業務用まで多種多様なドローンの資機材を保有し、常勤の5人と外部協力社で、操縦訓練や測量、点検など多彩なビジネスを行う。
ドローンの免許制度開始に伴い、免許センターの設立を目指しています。免許取得者や修理センター、ドローン開発ベンチャーなどが集まれば町の活性化につながります」と、ドローンで能勢の元気づくりを応援する。このほか、キャンプ場を主体とした森林環境事業やジビエ事業にも取り組んでいる。
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