せいらくフーズ(TEL 06・6167・0010)は、大阪市内でランチ時、出張弁当販売などで月間12万個以上の弁当を販売。高層オフィスビルでの「オフィス置き弁」、来年から24時間無人弁当店と新戦略を打ち出す。
創業37年。大阪市鶴見区放出東1丁目に本社工場を持つ。弁当の製造販売と唐揚げグランプリ3年連続金賞の唐揚げ専門店8店舗を運営する。
「中華をはじめ多彩な弁当をつくり、配達します。予約いただけると6000個でもお届けします」と、豪語するのは西田清社長。選べる200種類の本格メニューを用意した宅配事業、昼食時にオフィス街で弁当を売る店舗販売事業、指定した日時、場所に配達する給食事業を展開。
大阪市中央区、西区、北区の約40カ所でランチ時に販売する数は毎日4000個以上。“日本一のパラソル弁当会社”とも言われる。このほか、イベント弁当など毎日1000-1500食あり、弁当のガリバー会社だ。
最近では、「高層ビルで働く社員さんはお昼時エレベーターが混雑、食事に行くのが大変」と、販売員を置かない『オフィス置き弁』を始めた。会社に弁当をお届け、社員さんがQRコードからキャシュレスで購入する仕組み。
また、無人の弁当販売店を計画。店内にいるお客様は、カメラと音声で会話できるシステムだ。来年には24時間無人弁当店を5店舗開店予定にしている。今後、工場の稼働率を高め、3年後には売り上げを倍増し、年商10億円を目指している。
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