レックスグループ(TEL06・6210・2327)は、リサイクルと脱炭素を2本柱にするSDGsのプロデューサー。廃棄物の石炭代替品、液体再生燃料に取り組むほか、企業連携で脱炭素やSDGsをサポート、資源循環サービスを提供する。
レックスは、2016年に再資源化事業行ってきたリマテック(岸和田市)とマルサン(吹田市)の2社を経営統合して設立した会社。
営業担当の株式会社レックスとあらゆる廃棄物を高精度選別、固形の石炭代替燃料を製造する株式会社レックスSRと液体の再生燃料を製造する株式会社レックスRFでグループを構成している。
従業員は約100人で、年商は約75億円。「これまで代替燃料やアップサイクルでのリサイクル事業をメインにしてきました。これからはCO2削減の脱炭素が企業にとって大きな課題になります。サポートしたい」と塩見賴彦社長。
物流、廃棄物処理、最終処分、リサイクルのプロセスの中で、全てのライフサイクルを細かく割り出し、CO2削減の数値化に
取り組む。「大企業では関心が高まっていますが、中小企業はこれから。CO2を削減し、再資源化率を高めることが大きな武器になります」と。
これまで培った廃棄物処理の知恵を活かし、それぞれの中小企業の得意分野を活かした連携で、SDGsをサポートしようとしている。また、2025年の大阪関西万博会場と北港工場が近い利点を活かし、会場内でのCO2削減やリサイクル率のアップについての提案も行っている。
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