T-クラフト(TEL 06・6437・4977)は、コロナ禍の中、クリーニング店向け24時間無人対応の「ロボット受付機&引き取り機」を製造。
感染防止や人件費の削減から注文が殺到、受注残が70台-80台と来年夏まであり、嬉しい悲鳴をあげている。
守口市大久保町にオフィスを置き、クリーニング店向けの設備工事、洗剤などの資材販売を行う。
「コロナ禍で設備の受注は落ち込みましたが、オンリーワンのシステムでカバーすることができました」と、明るく話すのは山田聡一代表。
4年前に実用化した24時間無人で洗濯物を預かり、引き取とる「ロボット受付機&引き取り機」だ。
T-クラフトが製造、リプラス(東京都大田区)が総発売元となって事業化した。
タッチパネルで操作し、専用のICチップが付いたマイバッグに洗濯物を入れて投入。引き取りの指定日などを入力するだけ。ポスレジと連動しており、お預かり伝票を発行する。
引き取りの際は、伝票をかざすだけで簡単に受け取れる。カメラで画像を録画、防犯対策も万全。国際特許を出願中。
店舗規模に応じて、50着弱から200着弱までオーダーで機械を選択できる。
人手不足、事件費の削減につながり、事業再構築補助金が活用でき、3分の1の費用で導入できるのもメリット。この2年間で70台近い納入実績を持つ。「テレビ番組で紹介、今も注文が増えています。電子部品不足もあり、受注残が減りません」と、生産に追われている。
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