これまでの記事

町工場の金型をアピール 長期の雇用戦略進める

明星金属工業

2023年2月28日



明星金属工業(TEL 072・877・1661)は、子どもの頃から金型を知って欲しいと、地元の保育園児から小中高校生などに“町工場の金型”をアピール。工場外壁に卒業記念絵画、工場見学、職場体験など多彩な活動を通じ金型の魅力を発信、将来の人材獲得へ超長期の雇用戦略を進める。

「人材の確保が大きな問題です。高卒新入社員がなかなか来てくれません」と、上田幸司社長。数年前からユニークな超長期的雇用戦略に乗り出した。
本社工場の西隣には「ひらりす保育園」、南隣には「大東市立四条小学校」がある。「モノづくりに重要な金型を知らない人が多いです。小さい頃から何とか親しんでもらいたい」と、保育園、小学校に突撃アプローチ。

保育園とは、3年前から毎年工場の外壁を提供し、園児の卒業記念絵画を掲示。小学校では3年生の授業の中で、5年生の社会科の勉強の一環で工場見学を受け入れる。6年生には昨年春から卒業記念の絵画作品掲示を始めた。

大東市の3-4年生副読本では、明星金属工業の金型工場を紹介。中学生の職場体験・工場見学も積極的に受け入れる。
大東市周辺の工場見学受け入れ先を探し、MAPを作成。大東商工会議所がMAPを引き継ぎ、50社を超える企業が協力している。

府立城東工科高等学校にもアプローチし、機械科の授業に工場見学、職場体験がカリキュラムに加えられた。
PTAにも呼びかけ、就職先として金型工場への魅力を説明する。

「地元の人を採用できればBCP対策にも有効。社会貢献を目的にやっているのではなく、自社を守るためです。地元から多くの人材を集めたいとの思いで取り組んでおり、結果として社会貢献につながれば幸い」と、上田社長は話している。

※会社プロフィール=
大阪府大東市野崎4丁目に本社工場を置く。創業は昭和25年。
自動車関連を中心にしたプレス、精密金型設計製作を得意とする。
従業員は94人、東大阪市の上田産業と大分県の明星九州のグループ会社を合わせると145人にのぼる。


▶▶▶▶▶▶【YouTube】4/10^UP


▶魅力と驚きが詰まった作品展


三田理化工業社長 千種 純さん

応援・協力

明るい認証制度「AKS0041」

日本一明るい経済新聞は、明るいシステム倶楽部の協力を得て、職場を明るくする認証制度をスタートしました。

(続きを読む)...

本誌をバックアップ!! 財界アドバイザー

「日本一明るい経済新聞」は、各種財界人からのバックアップを受けております。

(続きを読む)...

KANSAI仕事づくりの会

KANSAI仕事づくりの会は、「αゲル」「曲面印刷」を開発した、アース研究会会長である中西幹育氏を囲み...

(続きを読む)...

twitter 日本一明るい経済新聞 編集長 竹原信夫

Notice [PHP]: Undefined index: cid in file kernel/block.php(136) : eval()'d code line 41
Notice [PHP]: Undefined index: cid in file kernel/block.php(136) : eval()'d code line 41
Notice [PHP]: Undefined index: cid in file kernel/block.php(136) : eval()'d code line 41
Warning [PHP]: opendir(/virtual/119.245.206.194/home/system/modules/blog/images/caticon): failed to open dir: No such file or directory in file class/xoopslists.php line 113