堺の包丁屋さんへ取材に行きました。
堺の包丁は歴史があり、古いお店が多い中、このお店は比較的新しいお店でした。だからこそ、いろんなことにも積極的に挑戦されています。
その1つとして、「こんな新商品を考えています」と見せられました。
「何これ!先が欠けているだけでは」と言いました。そうしたら、「これは人殺しが出来ない包丁です」と説明していただきました。殺人事件などで、包丁が使われていることを聞くと、販売しているものにとっては悲しくなりますと言われます。
そこで、突き刺せないように先端をカットし、根元を少し軟らかくして、強く押すと曲がってしまう構造にされたそうです。
社長さんは本気ですが、売れない世の中にしたいと思いました。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞