竹原編集長の明るいコラム

遊び心でモノづくりが変わる (Free)

2011年5月22日

◎楽しくなければ、おもしろくなければ

最近、歴史のあるモノづくり企業さんが、新しいことに挑戦するところが増えています。そのキーワードが、楽しくなければ会社でない、おもしろくなければ仕事でないと、言った軽いノリ。遊び心です。

本来、長い歴史があると、ついつい社内体質も古臭いことになってしまいそうです。後を継いだ何代目かの若い社長さんが、その古い体質を打破し、新しい発想を打ち出しています。

◎Webサイトで棒鋼販売

 創業70余年の歴史を誇る鋼材商社さんは、インターネットを活用して鉄筋を販売するWebサイトを開設されました。建設向けの異形棒鋼の販売は、ほとんどが業務用の取引で、ネット販売される商品ではないと見られていました。

 しかし、実際には小口の注文もありますが、供給サイトではあまり力を入れてきませんでした。その小口需要に目をつけたのが、こちらの会社でした。

◎イメージキャラにアイアンマン

インターネットを活用することで、ビジネスにされたのです。今回のWebサービスはネットで鉄筋の注文を受けると、お客様に直接鉄筋を配達するため鉄配で“TEPPAI”と命名されました。これも遊び心です。

また、このWebサービスのイメージキャラクター「アイアンマン」を作成されました。棒鋼でかたどったデザイン。鉄人28号の雰囲気です。「ピザを注文するくらいの気軽さでサイトを利用してもらいたい」と、アイアンマンに期待されていました。

◎ゆるキャラ犬が人気

昭和13年の設立の吊り金具メーカーは、「目立たないモノづくり企業ですが、“笑顔”の絶えない明るい職場を目指したい」と、若い社長さんを先頭に、社員一丸で元気経営に取り組んでおられます。

その一環として、吊り具を犬の顔に見立てたキャラクターのシャックル犬を制作されました。ゆるキャラ「シャックル犬オーティー」の誕生です。犬のキャラクターが、ユーザーに吊り金具の安全な使い方などを啓蒙されます。

◎タケカワユキヒデの社歌

自社のニュースレターやクリアファイル、さらにブログやツイッターでも紹介。「営業先でもこれ何?」と話題になり、人気が高まっているそうです。

このほか、80余年の歴史を誇る攪拌機のメーカーでは、タケカワユキヒデさんの作曲による社歌をつくられました。

いずれも歴史のあるモノづくり企業ですが、若い指導者の下で、大きく変わろうとしています。中国など新興国とは違う新しい方向です。遊び心が日本のモノづくりを変えそうです。期待しましょう。


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