◎異人館を取材
神戸にあります異人館を取材しました。神戸には20ヵ所以上、外国人が住んでおられた異人館が残っているそうです。取材におじゃましたのは、その1つキャセリンハウスでした。
建設されて112年になるそうです。取材に応じていただいたのは、この異人館を運営されている会社の女性社長さんでした。
◎英国人とドイツ人の新婚さんの家
大きな鉄の門をくぐって、中に入らせてもらいました。ソテツが植えられたお庭、バルコニーが突き出たおしゃれな洋館です。
出てこられたのは、美人女性です。この異人館にはぴったりの雰囲気でした。以前メディア関連のお仕事をされていたそうです。
「英国のキャセリンさんとドイツのアンダーセンさんが新婚当時にこの館で住んでおられたそうです」と説明、まずは館内を案内していただきました。キッチンも大きいです。
◎異人館が見える異人館
2階からは、2つの異人館が見えます。「異人館から別の異人館を2つも望めるのも、こちらの特色です。情緒あるでしょう」とおしゃいます。家具や調度品も100年以上のアンティークなもので、エエ雰囲気です。
1階は大きな吹き抜けのホールになります。2階は個別の部屋になっています。見学に訪れたのではありません。あくまでも取材です。そう、こちらの異人館は普段は非公開ですが、パーティーやイベントなどにレンタルされており、そのビジネスを取材するためでした。
◎全館丸ごと貸し出し
全館丸ごと、部屋ごとでも貸されます。料金は全館丸ごとで5時間10万円からでした、都心ホテルで部屋を借りることを考えると、それほど高くはありません。
ウエディングやプライベートなパーティー、さらに企業のイベントなどにも利用されているそうです。そして、この8月9日からはマイケル・ジャクソンさんの遺品展も開かれるそうです。
◎マイケルジャクソンの遺品展
「神戸3つの会場の1つで、こちらではツアー用のメイクボックスなどを展示する予定です」とおっしゃいます。楽しみです。きっとたくさんのファンが、来られると思います。
異人館の大半は民間の持ち物だそうで、その運営に苦労されているようです。阪神大震災の後、神戸の街も元気がありません。「神戸の経済は厳しいです」と、嘆いていても事態は好転しません。
神戸の褒めるところを探し、アピールすることが大事です。大震災の先輩としても、震災復興のお手本になってもらいたいと思います。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞