竹原編集長の明るいコラム

京都の新ファッション登場だ(Free)

2011年8月21日

◎京都は得なところ

 京都は何をやっても、他の地域に比べて得なところだといつも思います。京菓子、京料理、京野菜など、なんでも“京”という字がつくだけで、消費者は少々お高くても、納得して買ってもらえます。

 先日取材しました会社さんも、この京都をうまいこと活用されていました。「京都デニム」というお店でした。会社名は違いますが、屋号に京都を入れておられます。

◎京都デニムのお店

 JR京都駅のそばにお店があり、京都デニムの看板が目立っていました。店名通りに、デニムつまりジーンズ生地を扱っておられます。“京都”がついているので、もちろん京都らしさを出しておられます。

 デニムの生地に京都の型染め職人、友禅染職人のワザを生かした和風デザインのジーンズをつくり、販売されているのです。ボクの取材した同じ日に、東京の雑誌社の取材もあるということでした。

◎京都に弱いメディア

 メディアは京都に弱いですからね。京都と名前がつくと俄然、取材したくなるようです。「困ったときの京都」と言われるように、特集企画でもアイデアが出尽くすと「京都特集」が組まれます。

 まあ、そんなことはどうでもよくて、京都はそれほど魅力のある土地柄といえます。京都デニムとは、和風ジーンズのお店ですが、デニムに和柄を描いたデザインという単純なものではありません。

◎月間100本―200本販売

ブルーのジーンズの色抜きをしてその抜いた箇所に伝統的な染を入れるという手法です。手描きですから、時間がかかりますし、お値段も3万円―5万円となかなか高額です。

 それでも、月間100本―200本も売れるそうです。「やはり全国から来られた観光客ですね。一度購入された方のリピーターが多いです」と30歳代の若い社長さん。実家が呉服店だったそうです。

◎着物、浴衣に続く京都デニム

 その後、この息子さんが経営を立て直され、着物の伝統的技法を活かしたデニムを開発、その生地でパンツなどを商品化されています。デニムの生地に京都の染め職人が色付けしているのです。

 「着物需要が減少して職人さんの仕事も減っています。何とか仕事を回して、伝統技法を残したいと頑張っています」と。そして、「着物、浴衣に続くものとして、京都デニムを成長させたい」と、京都の職人とデニムのコラボで、新しい京ファッションをつくろうとされていました。将来、世界から京都デニムが注目されそうです。


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