歌は心、何ごとも心が大事　(11月号)

キャッツ音楽事務所代表・作詞家　キャッツ洋子さん

2011年11月 2日

//東日本大震災のチャリティフェスティバルを開催されましたね。

「８月27日に伊丹で開催、約５００人が参加、徳島から阿波踊りの連も参加してくれました。収益金全額を寄付させてもらいました」

//徳島の連ですか？

「そう、10 年前に伊丹へ来るまでは徳島でボイストレーニング、歌手のプロ養成講座をやっていました。四国と中国地方で10ヵ所教室を持っていました。その時、『みつ花連』を結成、現在も徳島で活動しています」

//歌の先生として活躍。

「音大を卒業してソプラノの歌手を目指したのですが、ポリープで歌手の道を断念、友人に歌の指導をしたのがきっかけで教室を展開することになったのです。作詞家でもあります」

//こちらでも教室を。

「ウフフ、じっとしていられない性分で。ボイストレーニング教室、夜はカラオケ劇場を営業。マイクの持ち方から徹底指導します。この９月には、歌手の藤たかしをデビューさせました」

//歌から学ぶことも多いのでは。

「〝歌は心〞だと思っています。日本語を大事にかみ締めて相手に伝えることが大切。歌がうまいだけではね。粘り強さ、コツコツ魂を学びました」

▽住所＝兵庫県伊丹大野１－54
▽電話＝０７２・７７３・０１６２
▽活動内容＝ボイストレーニング、カラ
オケ劇場『Ｋ』の経営、日本作詞家協
会会員、日本音楽家協会会員