アングロサクソン系白人は19世紀頃までは武力で世界制覇を進めてきたが、武力がそうそう通用
しない時代が来た頃から、それに替わるものとして、世界単位で経済活動が行われることを目指して「グローバリゼーション」を盛んに言い出した。
そうすることで、世界の国々が平等で公平になり、人類すべてが幸せになれると宣伝。
これによって米国、英国をはじめとする白人世界に富が集中すると思っていたに違いない。
それが現在のギリシャの財政破綻、米国の不況に結びついたのである。
日本は現在TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に入れば、あたかも日本が幸せになるような
論が経済界から上がっているが、どうもアングロサクソン系白人の進めた「グローバリゼーション」
の時と重なってくる。
知識人などそろって何かあればすぐ「グローバリゼーション」を唱えていたが、それで世界中が本当に平等で幸せになったかどうか疑問である。
アメリカという国は自分が困ったら、必ずこのようなことを持ち出すことぐらい知って欲しいものだ。
(水産加工会社役員)
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