竹原編集長の明るいコラム

3S活動でニッポンを元気に

2011年11月17日

◎大阪で3Sサミット開催

先日、整理、整頓、清掃の3S運動に取り組む中小企業が一堂に集まった3Sサミットが大阪で開かれました。大阪だけでなく、東京からも参加者があり、約400人近い人で賑わいました。

円高、デフレ経済、東日本大震災と中小企業を取り巻く環境は、大変厳しいものがあります。そんななかで、この3S運動をやっている中小企業さんは、なぜかみなさん元気です。

◎関西にモデル工場

3Sサミットでも、「よろしくお願いします」の大会宣言でスタート。経営者さんだけでなく、職人さんも来られていましたが、みなさんえらい元気でした。

3S活動は、確かに全国の企業で展開されていますが、マスコミに登場するのは関西の中小企業です。3Sを徹底されており、情報発信力もあり、マスコミに登場する3Sのモデル工場はほとんど関西です。

◎京都在住のカリスマ指導者

なぜ、関西かというと、実はその3S活動のカリスマ指導者が京都に在住されているからです。関西の3S活動のモデル工場の多くは、この方の指導を受けておられました。

3Sサミットでも、このカリスマ指導者が基調講演をされておられました。人間も会社も30年で変わらないといけないと、おっしゃいます。ずっと同じは、アカンというわけです。そのきっかけになるのが、3S活動です。

◎心と会社が変わる

「3Sをやることで人の心が変わります。そうすると会社も変わります」と。そして、ゴミ箱を見るとその会社の品質が判ります。また、作業者の動きで生産性がすぐ判りますと言われます。そして、トイレを見ると、その会社の文化が見えてきますと言われます。

うーん、どれも含蓄のある言葉ばかりです。3Sをやっている会社はなぜか元気と言いましたが、そのわけはこんなところにあるのでしょう。

◎生産性、効率、収益力をアップ

「会社をキレイにするだけではだめですよ」とも言われます。3Sをやることで、生産性を向上、効率をアップし、収益性を高めてこそ3Sの意味があるのです。

多分、参加されている人のほとんどは、この話を何回と聞いておられると思います。でも、改めて聞くとことで、3S活動の原点を再確認されているようでした。問題を発見し、ムダをなくすことも大事です。

◎日本の閉塞感を打破

厳しい経済環境を克服するには、人、モノ、カネと経営力が必要です。でも、その基本にあるのが整理、整頓、清掃です。
日本は今、閉塞感に包まれ、あまり元気がありません。日本をゲンキするためにもこの3S活動を広めるべきだと、サミットに参加して思いました。


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