ヨシモトパワーで元気つけよう (Free)

2010年8月22日

◎大阪にはオモロイ社長

ボクのところには、テレビ関係者などメディアの人から電話がよくかかってきます。その大半は、大阪らしいオモロイ会社を紹介してくれませんか、という問い合わせです。
全国の人から見たら、大阪にはオモロイ人がたくさんおり、とくに中小企業のおっちゃん社長さんがおもろいと思っていただいているようです。ついついこっちも、そのニーズに応えたいと、オモロイ社長さんを探しては紹介しています。

◎吉本お笑い総合研究所の肩書き

やっぱり、大阪は２人集まったら漫才と言われるように、ダジャレ、冗談、笑いが大好きです。その象徴がお笑いの殿堂、吉本興業ではないでしょうか。
ボクはこの７月に、その吉本興業のシンクタンクであります吉本お笑い総合研究所のコンサルティングフェローに就任させてもたいました。最初、コンサルティングフェローの名刺をいただいたときも、これも何かの冗談かいなと思ったくらいです。

◎就任の理由とは…

が、真剣な表情で「外部の人に出している肩書きはこれだけです」と、えらい真剣に言われ、恐縮してしまいました。なぜ、ボクがお笑い総合研究所の社外研究員になったのか？それにはワケがありました。
ボクは以前から大阪、関西をもっと元気にしたいと思っています。それには、何かのきっかけがいるのです。大阪の人は、全国の人以上に漫才、ヨシモト新喜劇が大好きです。

◎不況で株価が上がる

大阪では、不況になったら吉本興業の株価が上がると言われます。それは業績が上がるからです。
不況になると、みんなの気持ちが暗くなります。「こらアカンで…。ヨシモトでも見に行って、ちょっと元気出そか」と。
ヨシモト新喜劇を見て、思いっきり笑って気持ちを明るくするのです。関西人に備わった自然治癒力です。そのお陰で入場料が増えて、業績がアップするそうです。

◎２年後に創業１００年

この傾向も最近では、いろんな事業をやられており、以前ほどではありませんが…。でも、大阪の中小企業さんにとっては、ヨシモトは元気の出る場所です。
これから何か一緒にやらせてもらうことで、関西の中小企業さんを元気にしたいと思っています。笑う門には福来るーです。
お笑いの老舗企業、吉本興業は２年後に創業１００年を迎えます。ヨシモトと関西の中小企業経営者さんが仲良くなり、吉本興業の底力をお借りして、関西をパワーアップさせたい、と本気で思っています。

【プロフィール】
竹原　信夫／たけはら　のぶお
　昭和23年10月29日生まれ。大阪府出身。
・昭和46年3月関西大学社会学部マスコミ学科卒、同年4月日本
　工業新聞編集局大阪経済部入社、平成2年経済部次長（デスク）、　9年2月から経済部長。2001年より独立。
・日本一明るい経済新聞（BSJ）編集長、ＮＨＫおはよう関西元気な中小企業コーナー出演中、四條畷学園大学特認教授、大阪大学大学院非常勤講師、神戸大学大学院非常勤講師、吉本興業お笑い総合研究所コンサルティングフェロー、　家族構成は妻と８匹のネコちゃん。