家族の命の方が、もっと大切です (11月号)

Ｇハウス池田綜合建設／家族思いの納得住宅研究所　所長　池田泰弘氏

2012年11月 2日

省エネが叫ばれた夏が過ぎ、朝夕、冷えるようになりました。
先日、15年前にお家を建てさせていただいたＫ様のお宅へ行ってきました。久しぶりにお会いしたＫ様の奥様にお歳を尋ねたところ79
歳になられていました。階段の昇り降りがつらそうでした。
実は私の母も今年80歳になり、やはり歩くのがつらい様です。年配の方にとって冬は一層大変でしょう。

ご存知ですか？現在、日本で交通事故による死亡者は約四千人ですが、ヒートショックで亡くなられる方は約一万六千人も。つまり、交通事故の約４倍もの方が、暖かい部屋からトイレや浴室へ移動する時、その温度差でショックを起こし亡くなられているのです。

ぜひ、お歳をめされたご家族の為に、洗面所やトイレに簡単な暖房器具を設置される事を、ご検討されてみてはいかがでしょうか？省エネも、もちろん大切な事ですが愛するご家族の命の方が、もっと大切ですよね。