◆『生産効率劇的にアップ、その秘訣は・・・』を特集
今回、ご紹介したのは京都にあります老舗の鋳物メーカーです。
社員が創意工夫をして快適な職場を実現、この不況のなかで元気な経営を進めています。ルーツは平安時代と言われる歴史のある会社ですが、社長に就任されたとき、経営環境は厳しい状況にあったそうです。
そこで、活力ある会社にしたいと、社長さんがまず取り組んだのが、礼儀、規律、整理、整頓などの人間としての社会教育でした。社長さん自らトイレ掃除を始めましたが、当初、社員は誰もついてきませんでした。でも、1年間やっているうちに社員が加わりました。あいさつも出来るようになり、会社のなかでの雰囲気が変わったそうです。そうすると、社員が自主的に改善提案するようになり、生産効率のアップにつながるようになりました。中には、入社以来ボールペンは2本という、究極の無駄をしない社員さもおられるほどです。
このほか、工場の現場でいろいろな改善が進み、会社がどんどん元気になっていったそうです。良いアイデアを出してくれた社員には「感動大賞」が与えられます。山岡アナウンサーも、入社7年でボールペンわずか2本という無駄のない社員に大変、感動されていました。
(2009年10月19日午前7時50分放送)
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞