『宇宙へ、東大阪の人工衛星社長』
やってきました中小企業の町、東大阪市。
なかでも工場が密集する高井田にある中小企業さんです。
たぶん、知っておられる方も多いと思います、あの名物社長さんを訪れました。
先日、打ち上げに成功した東大阪町工場の人工衛星「まいど1号」の生み親です。
元気な青木社長さんと磯部さんが挨拶されたあと、磯部さんが「実は私、まいど1号のサポーターですねん」と明かされました。
これでは、青木さんのテンションがさらに上がります。「そうでっか、それはえらいありがとうございました。うれしいなー」とおっしゃいます。まいど1号のエピソードをたくさんきかせてもらい、その後、工場へ出向きました。
この工場では、航空機部品をたくさんつくっておられます。ボーイングの認定工場でもあり、技術力は非常に高いのが特色です。でも、見て驚きました。精密部品を研磨している女性の方は、ほとんど手作業で磨いておられるのです。それも、簡単に部品をなぞるようにしてやられるだけです。この人間の手の感覚で最終仕上げをされていました。ボクも磯部さんも感激しました。
社長さんは、まいど1号の打ち上げ成功をきっかけに、東大阪、大阪、そしてニッポンのモノづくりを元気にしようと考えておられます。「これからホンマの宇宙ビジネスを展開したい」と、大きな夢を語ってくれました。
(2009年2月24日放送)
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞