◆『関西経済百年に一度のチャンスかも!?』
米国金融危機による世界同時不況。雇用不安、消費低迷、トヨタの赤字転落など厳しい年明けとなりましたが、関西についてはそんなに悲観的にならなくても…。逆にチャンスかも知れません。
今年は世界から日本が注目されると思います。
お金でお金を稼ぐ米国型経済そのものを反省し、やっぱりモノづくりが大事だということ。そのモノづくりでも関西が優位です。東京はかなり金融へシフトしましたが、おかげさんで関西は東大阪はじめモノづくりが集約されています。
東海地区のようなトヨタ一辺倒でもなく、いろんな産業が総合的にあり、1つの業種や会社がしんどくなっても他のところが元気でカバーできる産業構造になっています。ハイテクとローテクがうまくミックスされています。関西人の持前の明るさも、不況を吹き飛ばす力になるでしょう。
松下幸之助さんが昭和不況期にメーカーでは初めて、“初荷”を実行され、元気付けました。関西が再浮上するチャンスです。今年も元気な中小企業を紹介します。
こんなんヒットしそう!と2社の商品を紹介しました。
◎ EPMの『暖かい手袋』
指先から使い捨てカイロを入れるミトンタイプの手袋を開発、この冬注目を集めている。国内特許を取得、手袋に革命を起こそうとしている。商品名は「快指温(Kaishion)」。価格は自社ブランド商品で3000円(税別)。今シーズン2万5000枚(双)の販売を見込むが、来シーズンは10-20倍を見込んでいるそうです。
◎旭電機化成の『防犯グッズ』
不況になると、物騒な世の中になりどろぼうさんが増えます。そこで今年売れそうなのが、簡単防犯グッズの数々。ダミーの監視カメラ(首振り)、ドッグボイス(家に犬がいる!)、24時間タイマー(照明をつけたり消したりできるタイマー)など。菊水丸師匠と和泉アナウンサーにサンプルをお見せしたところ、えらい喜んでもらいました。
(2009年1月1日放送)
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞