竹原編集長の明るいコラム

古い商品だって諦めないで考えよう! (Free)

2013年10月26日

◎岡山で経営革新

ふだんは大阪を中心に取材活動をしており、外へ出張に出ることはあまりありません。でも、先日は岡山県に頼まれて、元気な中小企業の経営革新発表会に参加してきました。
 岡山の駅前にあった林原の関連会社が取り壊され、新しい商業施設の建設工事が始まっていました。全国各地で駅前が再開発されています。全国チェーン展開されているお店ではなく、地元の企業がたくさん入った商業施設にしてもらいたいと思っています。

◎元気で前向き

 そうでないと、どこへ行っても同じお店ばかり。日本全体が画一化されたお店ばかりになってしまいます。中小企業も同じです。全国どこでもつくっているものを生産していては、勝ち目がないでしょう。ヨソがやらないものをやることが大事です。
まあ、岡山も林原がなくなってしまい、ちょっと元気がなくなっているのかな、と思っていました。ところが、発表会の会場へ入るとなんのなんの、中小企業経営者さん、みなさん元気、前向きでした。

◎プレゼンが上手だ

元気企業のプレゼンテーションを聞いて、コメントすれば良いだけと思っていましたが、ボクも段々興味が湧いてきました。岡山地元のワイン、外の光りを室内に取り入れることができるブラインド。観賞魚の水槽をキレイにする浄化剤など、いろいろとユニークな話を聞かせてももらいました。
そして、そのプレゼンがみなさんなかなかお上手でス。大阪の社長さんには負けていませんでした。その中のお1人が、荷札会社の社長さんでした。

◎針金付き荷札の会社

炭や米俵に取り付けられていた針金付きの荷札です。そんな歴史を持つ会社が、岡山にありました。お話を聞いていると、やはり時代の流れで針金付き荷札の需要が激減してしまったそうです。
この社長さん、偉いのはそこで諦めるのではなく、次の手を打たれたのです。いち早くインターネットに着手、ネット販売を始められたのです。

◎ネット販売で活路

「岡山の市場だけではやっていけないので、全国の市場に売るためにネットを始めました」と。当初は苦労されたそうです。
が、その後、全国の針金付き荷札会社が廃業。数少ないメーカーとして、インターネット通じて全国から注目を集めるようになったそうです。

◎おしゃれなメッセージカードに

今では、針金を付ける機械の台数も逆に増やされて、需要に対応されているそうです。残存者利益ということです。このほか、荷札をアレンジしてメッセージカードにされるなど、おしゃれな新商品も開発されておられました。
成熟産業で需要が減退しても、やり方次第で今も立派に経営されていました。諦めないで挑戦しましょう。必ず道は開かれると思います。


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