竹原編集長の明るいコラム

次ぎの一手を考えた珈琲店 (Free)

2013年11月30日

◎不況業種でも元気な会社がある

どんなに厳しい業界でも、全ての会社が赤字になるかというと、そうでもありません。必ず同じ業界でも、利益をきっちり出している会社があります。大企業だけではありません。中小企業やお店でも言えます。
喫茶店だってそうです。既存の街の喫茶店を時々取材しますが、皆さん同じことおっしゃいます。「安いチェーン店の喫茶店がいっぱい出てきて、うちのような店はお客様がどんどん減っています。あきまへん」と。

◎もうアカンはアカン

この「あきまへん」がアカンのです。「もう店を閉めなあかんな」と、半分諦めておられておられます。
こうなると、何か新しいこと考えて乗り越えようという意欲も無くなったいます。座して死を待つだけです。でも、喫茶店の経営、ホンマにアカンのでしょうか?

◎大盛況の喫茶店

先日、取材しました堺の喫茶店。80席近い座席、ほぼ満杯の大盛況でした。駐車場にはいっぱい車が止まっていました。まだ、オープンして1年足らずです。駅から歩くと15分はかかります。
訪れたのは11時過ぎ、主婦を中心に楽しそうにお茶を飲んでおられました。
こちらのお店。住宅会社が新規事業として始められたものでした。何が違うのでしょうか?

◎オシャレな空間を演出

まず、雰囲気です。さすが住宅会社ですから、外観は和風の一軒家。屋根瓦も見え、地方の旧家というイメージ。中に入ると、中庭があり、その庭を囲むように席が配置されています。
オシャレな空間を演出されておられ、主婦に人気です。お茶を飲むというより、この空間を楽しみたいと、来られています。
喫茶店だから、美味しいコーヒーさえ出しておけば客が集まる時代ではないのです。女性客が増えるほど、お茶を飲む雰囲気が大事。だから、中庭をつくり、入り口には和雑貨、ケーキなども並べておられました。

◎女性が喜びそう

コーヒーだってこだわっておられます。お店のオリジナルブレンドコーヒーも、マイルド、ソフト、ストロングと3種類用意されています。値段はいずれも450円です。お店一番高いのは、ハワイのコーヒーで850円でした。
フードも工夫されていました。ワンプレートにトースト、アイスクリーム、サラダなどがオシャレに盛られています。女性が喜びそうです。

◎美味しいは当たり前

お話を聞いていると、どんどんメニュー変更されているようです。同じメニューで飽きられないように努力されておられました。
住宅会社の強みを活かし、女性客をつかむオシャレな雰囲気づくり。繁盛しているのは、やはり雰囲気が良いということ。美味しいコーヒーは当たり前の時代。お客様を喜ばす、次の一手をどう考えて実施するか、です。次の一手を考えましょう。


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