竹原編集長の明るいコラム

健食に続け!健菓で元気な経営 (Free)

2013年12月 7日

◎ヨソと違う戦略

 元気な会社の経営者さんが、よくおっしゃる言葉に、「ヨソと同じことしていたら勝てません。ヨソと違うことせなあかん」があります。ヨソと違うこと、口で言うのは簡単ですが、実際にやろうとすると、そうはうまく行きません。
先日取材しましたお菓子メーカーさん、ヨソと違う戦略を積極的に進めておられました。戦後、始められたのがアイスクリームの食べられる容器、アイスコーンでした。さらにウエハース、クリスマスケーキの飾り菓子なども手がけられました。

◎きっかけはカルシウムウエハース

このあたりまでは、よくあるお菓子屋さんです。その後、ヨソと違うお菓子メーカーに変身されます。
そのきっかけになったのが、大手製薬会社が発売したカルシウムを摂取するウエハースの販売でした。大々的に宣伝され、ヒット商品になったそうです。

◎二番煎じで開発

「当社はもともとウエハースをつくっていましたから、そこにカルシウム成分を入れるだけ。うちでもやれそう」と、二番煎じでカルシウムウエハースの製造を始められました。ただ、大手製薬会社とは、戦略が違いました。

◎カルシウムはサービスで

「大手製薬会社は医薬品の発想で高い値段で販売されていましたが、うちは菓子メーカーですから、カルシウムはサービスの気持ちでした」と。ということで、大手とは比較にならない安い値段で販売、市場を広げられました。
続いて、鉄分入りのウエハースも販売されました。いずれも女性が気になるものです。さらに、栄養バランスを整えるクッキーも商品化されました。

◎宣伝しない戦略

自社ブランドで大手ドラッグストアなどを通じて販売されるほか、OEM供給、大手スーパーのPB商品として供給もされます。菓子メーカーの発想で、値段を安くした価格競争の強みを発揮されます。
だから、コストダウンを徹底されます。自社ブランド商品はほとんど宣伝されません。その分、材料費にお金を掛けられ、良い商品を安く提供されます。

◎販売先は大手企業

販売先も大手に絞られます。少ない営業スタッフで大きな数量を販売出来るからです。効率を活かした経営戦略です。
高齢化社会とともに、皆さん健康への関心が一段と高まっています。健康食品もブームです。菓子でもヨソとは違う健康菓子で活路を開けておられました。


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