ポップ工芸(TEL 072・928・0 444)は、目立つ立体造形看板で店 舗や会社をアピール。たこ焼き、回転寿司 など道頓堀のコテコテ立体造形看板が人気 となり、全国から注文が寄せられている。
「38歳で脱サラして看板屋を始めました。あるとき、立 体看板をつくって欲しいと言われ、チャ レンジして制作したのが始まりです」と、 中村雅英社長。大阪ミナミのラーメン店の大きな龍を制作、 大評判となった。
「経営計画を立ててやるより、全て成り行き任せ。独立 後は月に半分しか働いていませんね」と笑う。その後、 普通の看板づくりに必要な設備は全て処分、大阪の社長 さんらしく“目立ってなんぼ”の立体造形看板に絞った 看板ビジネスを始めた。
八尾市高安町の本社工場には、いろんな動物やキ ャラクターの立体造形看板が展示。今では年間50 体以上の立体造形看板を制作。卓上サイズから潜 水艦、まぐろなど10-30メートルの巨大看板まで受注する。
お菓子屋さんの注文で、 屋根にドハデなショートケー キの看板を設置。マスコミ からも注目され、販売促進 につながるケースも多い。
注文の約4割が関西。「なかでも 大阪の象徴である道頓堀のお客様から 注文が入ると気合が入ります」と、“道 頓堀価格”で制作している。
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