◎経営者もお国柄
外国人の方にも、時々取材します。お国柄が出て、おもしろいです。自信満々な中国、韓国のビジネスマン、明るい雰囲気の米国人。そんな感じがします。
ただこれも、僕がたまたま出会った人がそうだったのかも知れません。もちろん、中国人でも自信のない人たくさんおられるでしょう。
◎インド人経営者来社
先日、お会いしたのはインド人の経営者さんでした。ある日本人の経営者さんから、「インド人で日本に来て頑張っている人おられるんですよ。ぜひ相談に乗って上げてもらえないか」と言う依頼を受けたからです。
そこで僕は、「ビジネスの相談には乗れませんが、取材はさせてもらいます」とお伝え、インタビューが実現しました。編集センターでお会いしました。まだ、若い人でした。
◎中古農機、工作機械をインドへ
上手ではありませんが、僕の関西弁の日本語だいたい分かってもらえました。日本にこられて8年だそうです。もともとはパナソニックで働いておられましたが、昨年独立されました。
現在のビジネスは、日本の中古農機、工作機械のインドへの輸出です。「日本の中古機はインドでも人気があります。今は動かなくなっている機械でも大丈夫です」と。
◎ちょっと手を差し伸べて
ボクはモノづくり企業をよく取材しているので、インド人経営者さんは、「稼働していない機械があったら教えて欲しい」と熱心です。「そういうケースを見つけたら、また連絡させてもらいます」と、協力を約束しました。
なぜか、インド人と話していると、親しみやすさを感じます。この方も、腰の低い、おとなしい感じのする方です。ガンガンとビジネスをやるタイプではありません。だから、ちょっと手を差し伸べてあげたくなってしまいます。
◎インドからウコン、トウモロコシ
今は日本からの輸出ですが、将来はインドからの輸入も考えておられました。親戚の方が、インドで農園をやっておられ、そこからウコン、トウモロコシを輸入する計画です。
「商社を通さずに直接輸入するので、高品質のものを安く提供出来ます」とおっしゃいます。
◎楽しみインドビジネス
日本は健康食品ブームがずっと続いていますから、ウコンの需要はあります。数年後、このインド人のビジネスがどう花が咲いているか、楽しみです。
中小企業も、そろそろ中国一辺倒からインドビジネスを真剣に考えても良いと思います。日本人との相性良さそうですよ。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞