トータルサービスを展開 17年間のソーシャルビジネス
スバル・トータルプランニング(TEL072・931・0081)は、主に知的障がい者を対象に、ゆりかごから墓場までトータルサービスを展開。半田まつ子社長は17年間のソーシャルビジネスを1冊の本にまとめて出版した。
大阪府羽曳野市向野2丁目。広い敷地の中で、本社事務所とライフサポートぐっぴい、すばるヘルパーステーション、ケアホーム秋桜などの施設がある。
平成9年2月に設立。ソーシャルビジネスの先駆者として、事業を広げて来た。
「次男が知的障がい者で、必要なサービスを考えているうちに自分でやるようになりました」。と。今では、障がい福祉サービ
ス、地域生活支援、介護保険サービスの事業を行う。
利用者約300人に対してスタッフは200人と、手厚いサポートが特色。「知的障がい者の生活、余暇、仕事の3つを柱に、イキイキ
楽しく過ごせる工夫をしています」と、有償で責任のあるサービス活動を進める。
「利用者のためにも安定した経営が必要で、部署ごとに採算意識を持ってもらっています」と設立以来、黒字経営を続ける。
トータルサービスを今年1月、半田社長は施設活動の歩みをまとめた「ともに生きる」(税込1000円)を出版。「次男に導かれ
て今日まで事業を拡大出来ました」と、5月には会長に退き、長男のIT経営コンサルタント半田博樹さんに引き継ぐ予定だ。
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