竹原編集長の明るいコラム

情けは人のためにならず!

2014年5月25日

◎何をやれば儲かる?

「何をやったら儲かるでしょうか?」。取材先で、時々このような質問を受けます。既存のビジネスだけでは、なかなか将来が見えません。そろそろ次の事業の柱になる、何か新しいことをやりたいと思っておられる企業さんは多いです。
そこで、大事なことは何をやるかです。これがなかなか見えてきません。まあ、儲かりそうなビジネスになると、すでに誰かやっています。そう簡単には見つかりません。だからこそ、質問されるのでしょう。

◎何を求めているか

質問受けたボクだって、ホンマのところ分かりません。分かっていたら、まず、ボクがやって大金持ちになっています(笑)。そんなことで、「知りませんな…」と冷たいことも言えず、「お客様は何を求めているか、そこをまず探されたどうですか」と答えています。
お客様が困っていることを解消する。これはビジネスになるからです。まあ、ほとんどの経営者さんは、そんなことご存知です。

◎困り事見つける全社運動

先日、あるベンチャーさんからリリースが送られてきました。社内で困り事を探す社内運動を始めたそうです。それをヒントに新しいビジネスを考えることにしたという内容でした。
おじゃましたら、大きな紙に社員の困り事がいっぱい書き込まれてありました。その中から、実際に新ビジネスを考えられました。それは、駐車場の予約でした。車の中から観光地の駐車場が予約できると、現地に着いてからアチコチ探さなく済むので便利です。

◎売り込むより聞き出す

また、作業服会社の社長さんは、「お客様のところへ行って売り込みを図るよりもっと大事なことがあります。それは、相手から困っていることをしっかり聞き出すことです」とおっしゃいます。
大手企業にたくさんのお客様を持っておられます。そのほとんどは、社長さんが開拓されました。それはこの社長さんが毎月お客様の現場担当者に会いに行かれ、しっかりと現場のニーズを聞かれていることにありました。

◎価格競争に巻き込まれない

「現場の人と話していると、使い勝手の良い手袋はないか、などいろんなこと教えてくれます」と。会社に戻って、1週間で試作品をつくって持って行かれます。便利にして、なおかつ値段も安くされます。
「みなさん喜んでくれますよ。こちらの工場だけでなく、全国の工場にも紹介してもらえます」と。そして、「世の中にないものを開発したら、価格競争にも巻き込まれなくて済みますよ」と、おっしゃっていました。
困っていることを見つけましょう。そのためには、いろんな人の相談に乗ってあげること大切だと思います。情けは人のためならずですな。


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