オンリーワンの植物工場 機能性野菜の栽培 健康食品の加工販売
照明器具を製造するツジコー(TEL0748・62・2233)は、オンリーワンの植物工場を展開する。
機能性野菜の栽培、健康食品の加工販売に加え、植物工場のビジネスモデルを提案し、ネットワーク化を進める。
8年前から植物工場の研究に着手。滋賀県の長浜バイオ大学と連携しながら、付加価値の高い事業化を研究。一般的な野菜は避けて、特殊な機能性野菜の栽培に絞る。
栽培品種を厳選。照明、LEDのノウハウを活かしながら、植物に厳しい栽培環境を人工的につくる。「野菜にストレスを与えて栽培することで、機能性成分をたっぷり含有した野菜を生産しています」と辻昭久社長。
すでに3件の特許を申請中。現在、「ツブリナ」(和名アイスプラント)、「ロザリナ」(同塩生プルピエ)などの特殊野菜の栽培に成功している。
機能性野菜を販売する一方、野菜を濃縮粉末し、ピニトール、α―リノレン酸などの含有率を高めたタブレットの健康食品を開発、ネット販売(アグリ生活)で展開する。「グラシトール」「しあわせ減糖茶」などを発売、95%以上のリピーター率を誇る。
また、「植物工場機能性素材協議会」を発足、12社で勉強会を開催。
メンバーの中から秋田、静岡、大阪の中小企業が植物工場を建設、野菜の供給体制を構築。
ネットワーク化を進め、植物工場産健康商品で早期に年商1億円を目指している。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞