竹原編集長の明るいコラム

関西これから急浮上!(Free)

2014年7月 5日

◎3倍の売り上げアップ

アベノミクス効果で、景気回復の足音が鮮明になってきました。「いや、まだまだ厳しい」と言われる経営者さんもおられますが、大きな流れとしては回復に向かっています。関西の経済も、少しずつ明るくなっています。
先日、取材に訪れた大阪府茨木市の会社さんも、景気回復が目立っていました。生産量は、3年前に比べて倍に増えていました。今も注文がたくさん舞い込み、何とか生産量を引き上げようと必死で取り組んでおられました。

◎匂いで分かる会社とは

何かつくっている会社?工場を見なくても、すぐに分かりました。香りです。コーヒーの良い香りのする会社でした。でも、社長さんは「匂います?私たちには、ほとんど分かりません」とおっしゃいます。えらいものです。毎日、コーヒーの香りの中にいると、匂わなくなってしまうそうです。
こちらの会社50年近い歴史をお持ちですが、「これまでは厳しい経営状況が続いており、45度ぐらい傾いていました」と、笑いながら話されます。笑われるというのは、逆に今は余裕があるわけ。実際、ここ数年前から急激に経営環境が回復してきたとおっしゃいます。

◎アベノミクス効果??

「やっぱり、アベノミクス効果ですかね」とお聞きしました。そうしたら、「いや、それよりも別の効果かもしれません」と言われます。別の効果?「そう、東日本大震災から流れが変わりましたね」と話されます。
コーヒー焙煎の専門工場で、西日本でこれだけの設備を持っているところはあまり他にはありません。コーヒーの全国チェーン店化を進める会社にとって、東にしか豆の供給拠点がなければ、東日本で巨大地震に襲われると、会社の存続にかかわってしまいます。

◎長距離輸送も関係

そこで西日本にも、焙煎豆の供給拠点を持ちたいと、このところ引き合いが増えているそうです。大震災だけではありません。物流業界の事情からも、西に供給拠点を持ちたいニーズが増えています。
長距離トラックの事故が相次いだことから、運転手さんの過剰な勤務を減らそうとい動きが強まっています。つまり、関東から中国・四国、九州への長距離輸送を控える傾向にあります。そうなると、西に焙煎コーヒー豆の供給拠点をつくらないといけなくなっているのです。

◎関西エリアが注目

そんなニーズに応えられる工場として、一躍脚光を浴びていたのです。最近では、物流拠点としても関西エリアが注目を集めています。ちょっと地盤沈下気味にあった関西。自然のリスクが強まるなか、西の供給拠点として急浮上しそうです。


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